今冬の電力需給逼迫をどのように見るべきか(その1)
U3イノベーションズ
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この冬の・・といっても、こう温かくなるとすっかり喉元過ぎてしまうわけですが、そうやって喉元過ぎれば熱さを忘れていては、課題は解決しないわけで・・。
エナジープールジャパンの市村社長のご寄稿です。
エナジープールさんは、ご存じの方も多いと思いますが、デマンド・レスポンス (電力の供給がひっ迫してきたタイミングで、工場などの大きなユーザーの電力使用をコントロールするエネルギーのマネジメント)のオペレーションを行う欧州で最大手の会社です。
ここのところ増加しているkWh不足の問題など、2回に分けてどう備えるべきかを書いてくださいました。
必読の原稿です。コロナ禍によるさまざまな影響は電力にも
業界の常識では、正月三が日とゴールデンウイークは電力需要が少ないが、その時期に予備力が「厳しい」
すなわち、ピーク電源不足、つまりキロワット不足ではなく、面積であるアワー不足が顕在化
自由化の流れのなかで新規参入した事業者である「新電力」ですが、
電力価格は1日の中で30分刻みで決まり、前日夜に、翌日の需要と供給を考慮して算出されるため、価格高騰とのこと。
記事ではこの事態を説明する2つの要因
エネルギーセキュリティと、BG(Balancing Group)に関して解説してあります。いずれにしても一朝一夕で解決する問題ではなく、総合的な対策が必要とのこと。