ニトリ、外食参入 自社商品使い低価格ステーキ店併設

コメント

注目のコメント

• 宇田川 元一

  埼玉大学経済経営系大学院 准教授

  ・2021年05月06日

  ニトリの家具は気が利いたものが多いが、その製品開発メソッドがどのように生かされるのか興味を持って見ていきたい。
  大型店舗であれば外食需要もその中で生まれるので、イケアのように店内に飲食スペースを作るのは理にかなってはいると思う。
• 吉田 和樹

  食品メーカー

  ・2021年05月07日

  ニトリの新しい取り組みをしていて面白いですね。先日、イケア内のレストランを利用しましたが、人が多く、安くて食事利用だけのお客さんもいて、家具を売る場所からライフスタイルを提供する場所へうまく転換できていました。
  ニトリもモノ売りからコト売りへ変換を目指して、食事を提供することでの新規顧客の囲い込みや滞在時間の伸長、将来的にはライフスタイルとして加工食品の開拓などを目的として、まずはニトリの駐車場から小さく始めたのかもしれません。
• 新間 寛太郎

  KPMGコンサルティング Senior Manager

  ・2021年05月07日

  これはさすがのチャレンジですね。コロナ禍で外食産業各社が苦境に喘ぐ中だからこそ勝率が高まりそうです。
  
  シナジーという意味でも、記事にあるニトリ店舗側での滞在時間の増加のみならず、ステーキ店舗側での家具や食器等のショーケース効果もありそうです。ニトリに限らずIKEAなんかでも部屋丸ごとを展示してますが、これを一歩進めて食事という「ユーザ体験」にまで踏み込んだ展示が出来る。
  
  一方で、家具と食品（かつ小売り店と飲食店）では流通や店舗でのオペレーションは全く異なるでしょうから、それをどう攻略していくのか。異業種への進出では「ユニクロ野菜」の失敗が記憶に新しいところですが、ニトリがどのような対応をしていくのかが楽しみです。