英、レアアースを国家備蓄へ EV戦略で中国の独占警戒=英紙
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この記事は、中国のレアアース独占を警戒すると言う内容だが、実際こういった希少鉱物採掘による環境破壊については触れられていない。
レアアース採掘地である内モンゴル自治区は鄧小平政権時から大規模に開発が進められた地域だが、長年の環境汚染や住民の健康被害が問題視されてきた。
近年は中国政府も環境保護対策に大金を投じるようになったものの、かつての雄大な大自然はもはや見る影もない。
内モンゴルだけでは無く、コバルト産出国のコンゴ、リチウム産出国のチリ等も同様に環境破壊が問題視されている。
コンゴに至っては奴隷労働や児童労働など人権問題も加わる。
裕福な先進国が脱炭素社会に向けてEVや再エネ投資に突き進む裏では、汚染や不当労働に苦しむ人々が存在すると言う事実を決して不可視化してはならない。
もしこうした問題を意図的に無視して、各国の先端企業や金融機関などが脱炭素化を進めるのならば先進国の功罪は大きい上に、真の持続可能な社会は幻想に終わってしまう。HVの磁石やEV電池の根幹であるレアアース。中国シェアは約70%と独占状態だが、そもそも背景には環境規制の緩さと採掘コストの安さからとの事。有毒物質や放射性物質もそうだが、開発段階では多くの二酸化炭素も発生するとの事。Well to Wheelでのカーボンニュートラルおよびサステナビリティ両文脈に深く関わっている中、勿論、元よりこれは排出を0にすることが目標ではないのだが、とはいえこの文脈をどう改善しながらもこれを実現させていくのか、という観点が益々大事になりそう。
そう言えば3-5番の原子がレアなのは、より大きな原子が星の爆発に巻き込まれて分裂した時しか作られなかったからって最近見たな。
追記
全固体電池になるとどうなんだろうと思ったけど、結局リチウム使いそうなのか。だから日本は水素を推進しようとしてるのかな。でも水素を取り出すのにもエネルギー要りそうだから、核融合とかも進めといた方が良さそうだけど。