「アジャイル開発」阻む役所の流儀 COCOA失敗招く
日本経済新聞
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問題が出ず、正解もない=自ら課題を作り出し、正解が常に変わり続けるVUCAな現代社会において、何十年も前から変わらない教育を受けてきた人材が役に立つのだろうか?
≫厚労省はCOCOAの業者との契約で、約1カ月単位で新しく起きる課題に対処させる条項は入れていた。(中略)そもそも厚労省側に課題を発見できる人材がいなかったこともあり、機能しなかった。
↑カタチだけDXを取り入れても、動かすのは人ですね。与えられた課題に対する答えを、時間内に誰よりも正確に出せることを○とする教育を受けてきた人材ではもう機能しないし、何十年も前の常識を押し付けてくる組織では、若者は疲弊するでしょう。
≫金額を確定させて契約するのが公共調達の基本。(中略)問題発生時に官民の関係者それぞれが「自分たちの仕事はここまで」「ほかが対応するだろう」とお見合いする原因にもなった。
↑
予め予算も内容もが決まらない契約なんて20世紀の常識では結べないですよね。
注目のコメント
絶対違いますよ。アジャイルかウォーターフォールか、という問題ではなく、責任の所在の問題であり、他人事な問題意識です。税金を使う意識や国民の生命を預かる意識の問題。
"IT(情報技術)の世界で普及しつつある機動的な開発手法との相性が決定的に悪かった"上手くいかない原因を人だけのせいにしているといつまで経っても上手くいかない。人のアップデートとともに、仕組みのアップデートも。
民間感覚や、開発の知見を持つ人とともに仕組みのアップデートもしていただきたいところ。