カルビーのポテチを売上1.3倍にしたAIの正体--プラグの「パッケージデザインAI」の実力
コメント
注目のコメント
プラグさんとの共同研究は非常にエキサイティングでした。いまは技術アドバイザとして少しだけお手伝いしています。先日もZoom会議で非常に面白い取り組みを伺って私もアドバイスをしましたが、その内容は秘密。
さて。このようなAIの取り組みで多くの方が心配されるのが「AIに判断を任せると金太郎飴のようにすべてのデザインが一緒にならないか」ということです。私個人としては、それは起こりにくいと思っています。最適化する先が売上ではなく、好意度や狙った印象をちゃんと想起させられるかということを指標にしているというのもあるでしょうし、デザイナーさんが手直しをするという工程も含まれています。どのレイヤーの消費者を狙うかも、各商品・メーカーで異なってくるでしょう。
むしろ、このようなAIは「狙ったとおりのデザインになっていませが、再考しませんか?」という提案をしてくれるものだと思います。人間にアドバイスされるとカチンとくるかもしれませんが、AIが言う事なら「AIは分かってないなぁ。でも、言われるのも悔しいからAIがギャフンというデザインに変更してみるか」という感覚になれるのではないでしょうか。また、これまでは人を集めてアンケートをとっていたので時間も費用もかかり回数も限られていましたが、これだと事実上何度でも検証が可能です。もちろん、予測精度は100%にはなりませんが、人同士の意見もお互い異なるものなのでそもそも100%の精度を目標にするものでもありません。これ作った本人です!
最近すっかりNewspicksから遠ざかってたのですが嬉しくてコメントしてしまいました、笑。
初心者が3年前にpythonを始め、何度ももうあかんと思いながらなんとか今月末にバージョン5.1をリリースできるまでになりました!
クライアントさま、弊社スタッフ、協力会社さま、本当に多くの方々のお陰です。中でも、山崎先生には本当に助けて頂きました。この場を借りてお礼を申し上げます。ありがとうございます!
先生のコメントを読んでやっぱりすごいなーと思ったのが、人間にアドバイスされるとカチンとくるが、AIなら「AIは分かってない。でも、悔しいからAIがギャフンというデザインに変更してみるか」という感覚になれる、といった部分です。
これ、某有名企業の著名なデザイナーも同じことを仰ってたんです。
デザイナーは自分のデザインにプライドを持っているので指摘をしても聞かない。でもAIなら言うことを聞くかもしれない。教育ツールにピッタリだ、と。そんな使い方はまったく想定していなかったので驚いていたのですが、先生のご指摘を読んで二度ビックリしました!
(もしかしてチャンス??)
AIでどんどんhappyな世の中になると良いですね!お菓子や飲料を選ぶ際に、デザインも大きなポイントになりますが、この商品パッケージデザインをわずか10秒で評価できるAIを提供する、プラグ代表の小川さんにお話を聞きました。昨年にはカルビーがこのAIを活用して、「クランチポテト」のデザインを一新し、売上高1.3倍に繋がったそうです。今後はデザイン領域でもAI活用が広がるかもしれません。