携帯「乗り換え」促進策は不発か。MNP無料化の落とし穴
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人は、変わることや自身が理解していないことを避け、現状を維持しようとする心理作用があり、これを行動経済学では現状維持バイアスといいます。
また、一度自身が手にした物の価値を高く見積もってしまう、保有効果という心理作用もあります。
動画配信サービスにおいて、1ヶ月無料キャンペーンを行ったりしているのも、こういった心理をうまく利用した一例と考えられます。
(もちろん、当該サービスをお客様に体験いただく、といった側面もあります)
自己負担の有無は乗り換えにあたり一つの障壁ですが、それだけですぐに流動性が高まるのではなく、こうした個人の複雑な心理状態をよく理解したうえで取り組むことが重要と考えます。
注目のコメント
大手3社の低価格プランが始まったことで、業界全体で売上は下がります。
MNO、MVNOともに、通話料や通信料の課金以外の売上がより一層求められるので、新規サービスや事業の数をどれだけ増やせるか?に注目してもらうのも面白いと思います。
提供サービスの差別化要因が実質的にほぼ無い故の、大量広告投下の時代がちょっとだけ変わるかもしれないですね。MVNOからのMNPで予約番号の発行に4日もかかるとか、
15日しかない期間のうち10日残っていないと乗り換えできないとか、
じゃあ再度MNP予約番号発行しようとしても「MNP手続き中なので15日経ってから再度手続きしてください」といった
極めて意味不明な理不尽もなんとかしてください。