年齢別で見る「みんなとの貯金の差」どれくらいあるか
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金融資産を保有していない場合の、単身世帯20代の中央値が8万円。保有している場合の中央値は81万円であって、多くが金融資産を保有していない可能性がある。若年層が資産を築けていないというのは、そもそもの収入が低いことやリテラシーがないとかもあるかもしれないけど、危機感を感じた方がいいと思う。
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20歳代:[平均値]113万円[中央値]8万円
20歳代:[平均値]203万円[中央値]81万円
注目のコメント
また老後資金2000万円の話題ですか。
話題になった時に再三指摘しましたが、そもそも平均的な高齢夫婦無職世帯は金融資産を平均2000万円以上持っていますので、その支出を皆に当てはめるのはおかしいです。
また、最新2020年の家計調査によれば、月々の赤字額は▲1541円となっており、これを基に計算すると全く老後う必要額が変わってきます。
ということで、こうした独り歩きした数字は安易に取り扱うべきではないでしょう。老後2000万円の計算には家の補修や養護施設の入所費用などなど不意の多額出費が含まれていないので、現実はもっと厳しいと言えそうです。そんななか、大きな貯蓄を持つ一部の人たちに影響されない中央値を見ると、このままではとてもじゃないけど2000万円に届かないと思わせるに十分な数字が先ずは並んでいます。その次に、金融資産を持つ層は60代でなんとか2000万円が射程に入りそうな数字が置いてある。金融資産を持つのは貯蓄が多い層なので当たり前と言えば当たり前なのですが、更に日米の金融資産の中身の差を持ち出して様々な投資商品を持つ必要性を感じさせ、まとめは「まずはプロに相談を」ですから、記事の狙いははっきりしていそう (^_-)-☆
401Kプランの役割が大きく株価の上昇速度が日本よりずっと早く金利も高いインフレ傾向の米国と、デフレ傾向で現金の価値が高い日本を同列に見てリスク資産のウエイトを高め過ぎるのは如何なものかと思わないでもないですが、様々な議論が起きた2000万円問題の後、つみたてNISAやイデコを活用して老後に備えるつみたて投資をはじめる若い世代が増えつつあるのは間違いないように感じます。投資のリターンが長期的に見て預金より大きいことは想像に難くないので、平均値や中央値、まして日米の資産の違いといった数字に煽られることなく商売上手なプロのコメントを過信せず、それぞれの状況に応じて地道に蓄えて行くのが一番であるような気がします (^^;