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子供の頃、SF作家の星新一さんのショートショートが大好きだった。大人になった今も特に心に残っているのは「処刑」というタイトルの作品だ。流刑星とも呼べる「赤い星」で、地球で罪人とされた主人公が生きていく内容だ。
赤い星は気温が高く乾燥しており、雨は降らない。罪人が生きていくために必要な水は、渡された「銀の玉」で得ることができる。この銀の玉は、ボタンを押すたびに周囲の空気を急激に圧縮させ水を作り出す。しかし一定の回数ボタンが押されると、周囲を巻き込んで爆発するという仕組みで、事実上の死刑なのだ。
爆発は何回目のボタンで起きるのかは分からない。1回目で爆発を起こすかもしれないし、千回目かもしれない。もしかしたら爆発しないのかもしれない。すさまじい喉の渇きに水を飲まずにはいられない主人公だが、ボタンを押す一回一回が命の選択という状況で、彼は正気をなくしかけ絶叫する。
長い長い絶叫のあと、彼は気づく。「これは、地球の生活と同じなのだ」と。毎日、自分自身で死の原因を作り出す点は同じ。ただ、銀の玉は小さくて気になるが、地球のは大がかりで誰も気にしない。吹っ切れた主人公は、リズムをつけ歌いながら銀の玉のボタンを押し続ける。恐怖はもうそこにはなかった、という話である。
WAmazingはいわゆるスタートアップ企業。ビジネスモデルによって差はあるが、初期において先行投資的に赤字を出し、その後大きく利益を伸ばすという事業計画をつくる企業が多い。赤字を出している間、月間の赤字額をバーンレートと呼ぶ。
バーン(burn)とは燃えるという意味で、いわば資金が燃え尽きていくイメージだ。この数値を把握すると会社の寿命がはっきりする。どれだけの月数を生き延びられるかは、シンプルな計算式「銀行口座の残り金額÷バーンレート」で求められる。毎月、現金が無くなっていき、完全に資金がショートする前に資金調達を行うが、調達できるかどうかは、それまでにどれだけの事業の進捗があったかどうかに依存する。これは「赤い星」の話なのだ。スタートアップの死は分かりやすく恐怖を感じるが、その他は大掛かりで当事者意識が薄くなり恐怖を感じない。
しかしスタートアップだろうと、大企業だろうと、人生だろうと本質は変わらない。私たちは毎日、銀の玉のボタンを押している。だとしたら恐怖に支配されるのではなく、歌いながらボタンを押したい。
先日とある会社のオーナーと会食していた時に彼が言ってた言葉。「いつでも会社辞めてやる、って覚悟で物申してくるやつの迫力に勝るものはない」と。その通りだと思う。

いつも言ってますが、会社と個人は上下ではなくて対等な関係。個人は会社と対等に向き合えるだけの実力をつけないといけないし、会社も個人から選ばれるだけの魅力を備えなければならない。

そのために、お互い高い志と努力は必要ですね。
永遠に続くものは、本当にないですね。コロナの影響に限らず、一生懸命頑張ってきたのに、会社の事情で解雇になる場合もあります。上司が変わり相性が合わない場合、同じ仕事でも大変さが倍増する時もあります。

大切なことは、自分のこころの声をしっかりと聞いて、行動することですよね。そして、想定外なことが起きても、それをチャンスと捉えて、前に進む。その先には楽しいと感じる仕事が待っていますから。
「いつかできたらいいな」と思って温存していた計画がコロナによってできなくなり、派手にやろうと思っていた海外旅行、結婚式、同窓会、友達とのキャッチアップなどのイベントが「あの時やっておけばよかった」に変わってしまう。そこそこ人生経験を積んだ世代よりもミレニアル世代が大きく影響を受けるのは当然かと思います。

私も世代として、その「いつか」が訪れないかもしれないと悟った瞬間、YOLOの精神で「今」色々チャレンジしたくなる気持ちはすごくわかります。ただそれも悲観的になるのではなく、今を楽しもう!というポジティブなスタンスで臨める世代なのではないかなという印象です。
YOLO(You Only Live One)を考える人が増えたとのこと。たしかに、コロナパンデミックによって、自分の生き方について考えている人は多い。

世は常ならず、という無常を感じている人もいます。だからこそ、自分の人生を精一杯生きようと考えている。
YOLO - You Only Live Once. (人生は一度きり)。

記事によると「世界の労働者の40%が今年仕事を辞めることを決意した」とのことですが、自粛やステイホームで1年、2年と我慢の時間を過ごす中で、いつ訪れるかもわからないアフターコロナを待つよりも、今、やりたいことをやっておこう、という気持ちになるのは自然なことでしょうね。会社側も、従業員のそうした価値観を理解しておく必要があります。

ーーーーー(抜粋)
20代後半と30代前半の複数の人々(主にいい学校に通い、評判のいい業界に就職し、決して「エッセンシャルワーカー」には分類されない人々)は私に、パンデミックによってこれまでのホワイトカラーのキャリア信仰が打ち砕かれたと語った。

彼らは独立心の強い仲間たちがスタートアップ企業に就職したり、仮想通貨に勝負をかけたりしてリッチになっていく様子を見てきた。

その一方で、上司が自分たちに山のような仕事を押しつけてきたり、自分たちの仕事をオートメーション化しようとしたり、人生の中で最もつらい部類に入るこの数年の間、自分たちをサポートしてくれなかったりする現実に直面してきた。

ノースカロライナ州シャーロットでキャリアコーチをしているラテシャ・バードは、「この1年間で、企業が自社の従業員を本当に大切にしているかどうかが露呈した」と指摘する。
「従業員の生活が一夜にしてどれだけ変わったかを考慮に入れずに、これまでどおりの事業運営をしている企業で働きつづけるのは難しくなっています」
コロナワクチンの接種率がアメリカでは上昇してきています。
それに伴い、雇用市場も徐々に回復してきているようです。

やはりコロナ前後では、キャリア形成の考え方が大きく変わってきたと思います。

どんな環境下に置かれても困らないスキルを日々磨き上げていきたいものですね。
「いつか」は待っていたら決して来ない。
新しいことが受け入れられる転換点をティッピングポイントと言いますが、大体16%と言われています。転職やリスクテイクできる層の割合が、今それに迫っているのではないでしょうか。

やっと日本が目覚めてきましたね。こういう記事を読むと未来に希望が持てます。日本は変わるのが遅いですが、変わるときは一気に行くと思います。こういった層が社会の中核となる20年後が楽しみです。
まずは「休暇中、働くことを待ち遠しいと思える仕事に就くこと」
そのために「どこに行っても使えるスキルを身につけること」が生きるのを楽しくする上で大切なことだと感じます。
どれだけ休暇があっても人生の大半は仕事の時間ですから、その時間を有意義にするのが案外一番近道かもしれません。