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バイオ燃料を「完成」したユーグレナが明かさない3つの秘密

NewsPicks編集部
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    日本IBM サステナビリティ担当 シニア・マネージング・コンサルタント

    まだ、多くの人が知りたい情報が明かされていないとのことですが、どこまで公開されていて、どこまで非公開なのかがわかるだけで、大変参考になります。

    まずはユーグレナバイオ燃料1リットルにつき、ライフサイクルで排出されるCO2量が1.5kg以下になるよう目指しているとのこと。
    例えばガソリンの場合は、製造時に0.48 kg-CO2/L、ガソリン燃焼時の2.32 kg-CO2/Lとされており(「次世代⾃動⾞材料」に関する cLCA 評価』における排出係数設定を参照)、燃焼も含めたトータルでみればガソリンよりもCO2は削減されるわけですが、原料培養-輸送-精製等の各プロセスにおける再エネや蓄電技術の導入等によるCO2削減が、今後の課題ですね。


注目のコメント

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    東京大学 大学院工学系研究科 航空宇宙工学専攻 教授

    ICAO(国際民間航空条約)は2021~2050年まで年平均2%の燃費効率を改善する目標を掲げています,そのために,2020年以降はCO2の排出量を増加させないCNG2020(Carbon Neutral Growth 2020)を採択しました.目標達成のために,ICAOは4つの手段を挙げています.
    ①新技術の導入(新型機材等)
    ②運航方式の改善
    ③バイオ燃料,代替航空燃料(SAF,Sustainable Aviation Fuel)の活用
    ④市場メカニズム(排出権取引制度)の活用

    ④の市場メカニズムは,CORSIA(Carbon Offsetting and Reduction Scheme for International Aviation)「国際航空のためのカーボンオフセット及び削減スキーム」と呼ばれ2021年に始まります.
    問題は,ICAOの目標は強制力がなく,また実際に削減できているか証明ができない.IATA(国際航空運送協会)などの協力が欠かせない.さらに,2020年を目標にすると,コロナの影響で特に少ない排出量が目標になってしまう.要協議.


  • NewsPicks 編集委員 / 科学ジャーナリスト

    「バイオジェット燃料を完成した」と発表したユーグレナに、川北記者とともに取材しました。

    実は今回の燃料の主原料は、ミドリムシから抽出した油脂ではなく、廃食用油とのこと。ならば「ミドリムシ由来」の割合を知りたいと、取材時に出雲社長に何度も尋ねましたが、ついに明かしてもらえませんでした。記事では他にも、製造工程におけるCO2排出量や培養方法など、ユーグレナが伏せている情報やその背景について解説しています。

    バイオ燃料の可能性だけでなく、開発段階での企業の情報公開の在り方についても、いろいろと考えさせられた取材でした。


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    コーポレイトディレクション Managing Director

    航空用のバイオ燃料のトッププレイヤーとしてベンチャー企業としては大きなリスクをとってチャレンジしているユーグレナですが、記事を読む限りまだまだ課題がありそうなのと、NPのスタンスをとった記事が良いですね
    持続可能性が低い食用油の廃油の比率がまだ高そうなこと(公式には非公表)、ライフサイクルでのCO2量で脱炭素になっているか分からないこと、炭素を吸う前提となる光合成で培養されているか分からないこと、というサステイナブルなエネルギーであることのそもそもの大前提が不透明な状況とのこと
    もちろんそうなるべく研究を進めてるんでしょうが、一方では資金調達もかけていることから、○年までに、というプレッシャーも大きい状態でしょうね
    ぜひ、頑張ってほしいです


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