ファッションの環境負荷減らせ 廃棄、CO2ゼロに―官民で取り組み
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弊社は、ペットボトルを再利用した100%リサイクルポリエステル素材のセットアップとTシャツを開発しました。
原油由来のポリエステルに比べに比べ、回収したペットボトルでできた100%リサイクルポリエステルは、CO2排出量63%削減し、1着あたり16本のペットボトルをリサイクルしています。
ビジネスパーソン向けのサステイナブルなブランドとして、ビジネスの場でサステイナブルを纏える機会をご提供できればと思います。
注目のコメント
様々な企業が環境に配慮したモノづくりを始めていますが、「環境に配慮したブランド」という新たなブランドがここ数年で爆発的に増えてます。
「環境に配慮」しつつ「デザイン」や「機能性」がしっかりしている。
これが中々難しい。
人は気に入ったデザインや機能性がある洋服は中々捨てない。
また、ある程度のメゾンになると2次流通の市場がしっかり存在する。それ専門のウェブストアもあるくらいだ。
つまり、30-40年前に作られた環境に負荷を与えたであろう洋服が、2021年現在でも流通している。
個人的には環境に負荷のかかる事は見直しを必ず図られるべきだと思う一方(特に供給過多) 捨てられない為の付加価値も同時に考えるべきだと思う。
また、労働市場の改善も課題としてあると思っていて、消費者が喜ぶ安くて良いものを作る裏側で行われてる事にもしっかり目を向けるべきだと思っている。
装飾としての衣服、生活の為の衣服、で価値観がガラッと変わる。
ここを混ぜて考えると対立が起こると思っていて、それぞれ違う産業だと思って、それぞれが環境を考えてやれることをやるしかない。アパレル産業における環境負荷低減は、なかなか難しい問題。
ただ、それだけに取り組み甲斐のある問題でもある。
廃棄を減らすと言うと、最終製品の廃棄を考えがちだが、試験反や量産反の残反や、欠点ありで使われなかったB反、C反、最終仕様を決めるまでに作成するサンプル製品など、一つの製品を作るまでに生じる廃棄も多く存在する。
適量生産、適量在庫、適量販売も言うは易しで、課題は多い。
糸、編織、染色、縫製それぞれにリードタイムがあり、経済ロットがある。
リーズナブルな商品を作ろうとすれば、それなりの数量をそれなりの時間かけて作らなければならない。それで売れたらよいが、売れないと廃棄になってしまう。
少量生産をしようとすれば、アップチャージ等で製品コストは上がる。経済ロットを割って生産するということは、非効率な生産をしているので、その点、製品一つあたりのエネルギー使用量も増えてると考えられる。
しかし、アパレルの産業構造は未だ旧態依然の印象で、現代のIT技術を駆使すれば、いくらでも最適化できると感じる。
ZOZOのように、最終製品のBtoCプラットフォームはすでにあるが、製品を作る段階での、生地や副資材などの材料調達を最適化するBtoBプラットフォームができたらアパレル産業は大きく変革すると思う。
今の会社では、そこまでのことはできないので、どなたか同じようなことを考えてる人いませんか?大量の綿花(土地)、水、人を必要とするファッション業界。
ポリエステルを使えば、マイクロプラスチック問題が…。
工程も非常に多いので、全体の統制を取るのも難しいです。
この業界は、色々な意味で、今、本当に危機的状況にあると思います。
環境優先であれば、製造を減らすことが第一ですが、総量が減るということは、売上規模が減るということであり、失業者が出てきてしまいます。(再利用が増えても売上は減ります。ちなみに、リサイクルであれば、再製造なので、売上は維持できますが、やはり大量の水を必要として、大量のCO2を排出するという意味では、課題が残ります。)
まあ、水を使うことは仕方ないと思うので、水をいかに再利用するかが重要だと思います。排水処理で水質を維持して、再利用できるかどうか。(排水処理にもCO2は排出されます)
何かを変えれば、何かが犠牲になるという、自然の摂理に対して、人類がどのように対応するか。
本当に難しい問題だと思います。
色々な角度から考えていきたいですね。