日本企業33社の「中国依存度ランキング」 TDK、村田製作所は50%超
マネーポストWEB
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事業拡大を考えれば、特に製造業や小売業にとって中国依存度が高まるのは必然だがリスクとも隣り合わせ。
コロナでも明らかになったようにポートフォリオの構築は必至。
一方で、中国自体がサプライチェーンや消費市場としてアジア全体を見据えた経済圏を創出しようとしているので、大きな意味で中国経済圏を捉えていく必要がある。中国依存はリスクでありながら、戦略的な投資をしなければ市場は取れない。中国リスクを考え過ぎた結果、中途半端な市場進出や投資戦略は火傷のもとであり、やるならば相応のリスクを許容しながら戦略的な本気の取り組みが必要。
注目のコメント
よくみると、ランキングに自動車メーカーは、出てこない。
また中国比率の値も、上位5社を除けばせいぜい2割程度で、意外に少ない。
つまり中国依存度を「中国での売上」でみるのは、一面しかみていないことになる。
中国依存度で重要なのは、サプライチェーン依存度。
基幹部品を中国から輸入していたり、中国現地で調達している企業は、中国依存度が高い。その部品が他国で代替が効かない場合などが最も危ないと言える。売上依存度の参考として、アップル今年第一四半期売上のうち、213.1億ドル(2兆3330億円)は中国市場によるもの、全体の19.12%となる。