北朝鮮、バイデン氏発言に反発=与正氏はビラ散布批判
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○ポイント
*先日のバイデンによる演説に「〜深刻な脅威をもたらすイランと北朝鮮の核開発には、同盟国と緊密に連携し、外交と強い抑止力で対処する」という文脈で北朝鮮が登場
*北朝鮮外務省のクォン・ジョングン米国担当局長は露骨にキレていて、「相応の措置をやむを得ず講じなければならない」「米国は深刻な状況に直面する」などと発表
*また北朝鮮外務省は、米国務省報道官が北朝鮮の人権状況を問題視する声明を発表したことについても「最高尊厳(金正恩総書記)への冒涜(ぼうとく)だ」と強く反発。
★記事の写真に金正恩が使われているが、記事内のコメントは正恩のものではない。
○コメント
自業自得にしか見えないのにめちゃくちゃブチ切れてて怖い
注目のコメント
韓国の団体がビラ散布をしたことについて、金与正氏が「容認できない挑発行為」と発言。昨年6月、南北共同連絡事務所が爆破されたときの映像の記憶が蘇った。これから南北関係は緊張する局面があるだろうが、北朝鮮の次の一手は3週間後の米韓首脳会談を待ってからになる。米朝関係について北朝鮮は、バイデン大統領の議会演説について批判する談話を出したが、「外務省局長名」と「外務省報道官名」だった。バイデン大統領を名指しすることは避けて「米国執権者」と呼んでいる。バイデン大統領の「現実的な方策」の手の内を見るまで北朝鮮はバイデン大統領を直接批判することを避けたようだ。
バイデン政権に対する北朝鮮の向き合い方はトランプ時代とは変わらない、という路線のようだな。制裁解除を求めるわけでもなく、とりあえずああ言えばこう言うという反応。バイデン側が何か動き出さないと事態の打開はないということか。