EUがアップルに異議告知書送付、アプリ決済規定巡り
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きた〜 ストアでのサードパーティ決済を認めるところまではいきそうだな。
EUはアップルのアプリ決済規定を巡り、同社に異議告知書を送付した。ストア手数料を巡る世界的な争いに、独占禁止対策で特に厳しい欧州が加わった。アプリそのものの課金ではなく、アプリ内課金についてその売上げの30%を徴収する仕組みの是非について、とSpotifyが提示した疑義が大本ですね。
同じ音声配信プラットフォームであるにもかかわらず、アップル以外のアプリでは楽曲購入(=アプリ内課金)があった場合に、アップルに手数料を支払う仕組みになっており、それが独占禁止法違反ではないか、と。
以前に、フォートナイトがアプリ外で課金を行い、アプリ内のアイテムを購入できる仕組みを作ったときも揉めましたが、今回は「同業」で同じ土俵に立てない仕組みであることが争点のようですね。
まあ、決済手数料と考えても30%はかなり高額ですし、決済システム自体が難しい仕組みではないので、この訴えは理解できるかな。iOS App storeでの販売手数料の割合はもともと、一律30%ですが、2021年1月から 「App Store Small Business Program」が始まり、小規模なデベロッパーに対しては販売手数料を15%に引き下げましたよね。
でもここで問題になっているSpotify は当てはまりませんし、Spotifyはサブスクでユーザーから課金して貰っているので、Apple にアプリ内課金の手数料が取られてしまいます。
App Storeというプラットフォームをディベロッパーに提供しているだけで、Appleは自動的に手数料を貰えるんですから、凄まじいビジネスモデルです。