村田製作所、全固体電池を今期量産 ソニー由来の技磨く
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村田がSONYの電池事業を買収した際、非常にニュースになりましたが、ようやくその買収の成果がカタチとなるんですね。
全固体電池と村田が既に保有している各種センサーや受動部品などと組み合わせることでIOTデバイスなどを自前で創り上げるのが直近の目標でしょうか。
注目のコメント
ソニーから引き継いだ東北村田のfORTELIONは、LFPならではの長寿命を訴求することでもう少し伸びるかと思いましたが、やはり家庭用蓄電池市場はSCiBを持っている東芝ですら撤退したように価格競争が激しい。また全固体電池とは関係無いです。
そして車載はまだまだ先ということで、ウェアラブルや電動工具といった民生用途に向かわざるを得ませんが、ここも競争は厳しい。某日系メーカー向けが伸びているのかもしれませんが、kWhあたりの価格はLGES並みまで下げさせられているでしょうし。
民生用途とは全く違う車載用蓄電池の中韓プレーヤーが、長期供給契約を結んで投資競争が出来ているのは、やはり国からのバックアップがあるからで、民間企業が単独で投資し続けるビジネスでは無いですね、EV用バッテリーは。
なので欧米にはメーカーが存在しないのです。ノースボルトやベンチャーはハコは作れても、量産し続けられるかは分かりません。プレーヤーが絞り込まれてきたらEBAやバイデンが補填するんでしょう。
追記
2016年に買収した仏IPDiAは、半導体プロセスで製造可能なSiキャパシターを持ってます。全固体電池の量産化によって、基板上の蓄電に求められる温度や電圧、出力特性や容量から、MLCCとSiキャパシタ、全固体電池を使い分けられるようになります。村田が現在やっている全固体電池は、記事写真からも分かるように小さいもの。コンデンサなどと一緒で電子回路基板に表面実装するものだと思い、自動車用などではない。下記に詳しいが、IoT系製品を狙っている。
https://monoist.atmarkit.co.jp/mn/articles/2010/19/news042.html