買い物「現金利用」半年で80％から39％へ、コロナ禍で進むキャシュレス化
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家族経営の小規模飲食小売業者としてコメントさせて頂きます。コロナ禍でも多くのリピーター（主に高齢者や家族連れ）に支えられ今も営業出来ています。当店はキャッシュレス決済は一切利用していません。理由は「現金決済の速さに勝てないから」です。薄利多売の当店のような業態は「如何に速くお客さんを捌くか」が、店の売上に直結します。そんな中で「お客様の携帯からアプリを開きQRを読み取る」や「クレジットカードを読み取り・・・」なんてやってたら、現金決済で３人くらい余裕で捌けます。しかも手数料３%以上。経営者として、やるほうが馬鹿げてます。
注目のコメント
6月に食物販のお店を開店しますが、完全キャッシュレスにします。手数料は高いのですが、その分管理の手間が劇的に減ります。仮に1日の売上が10万円で締め作業や現金を金庫に預ける、などに1時間かかるとすると、時給換算で1500円ほどかかることになります。これだと1.5%ほどですね。あとは精神的な安心感もありますし、客単価も上がります。精神的に楽なのが大きい。
手数料を販売価格に転嫁してでもキャッシュレスにしてくれた方が便利だなと思います。
コロナ禍で、現金払い、と言われた時の「うっ…」という心理的負担が増したのもあります。食品小売事業者ですがここ2年でクレジット比率が約30%から60%へと増えました。
もちろん利便性がいいのは歓迎ですが現金と違って手数料を3.6%取られるので普通に同じ価格で販売してたら利益が減るだけです。
ちりつもで月数十万円の手数料です。
小売事業者としてはこのコストアップをどこでカバーするのか皆悩んでいると思いますよ。
