2021/5/2

【深層】SNS幹部を輩出した「ラボ」で、教えられていること

NewsPicks編集部 記者
フェイスブック、インスタグラム、ツイッター…。我々が普段、利用するSNSサービスの裏側には、人を虜にする緻密な設計がある。
人間の本能を理解し、無意識のうちにアプリをタップしたり、写真をスクロールしたりしてしまうよう、巧みにデザインされているのだ。
SNS企業では、そうした「行動デザイン」を学んだ人材が要職に名を連ね、サービス開発に深く関与している。
NewsPicksは、こうした企業の従業員らに取材を続ける中で、スタンフォード大学のある研究室に辿り着いた。その名も、「行動デザイン研究所(Behavior Design Lab)」。
インスタグラムの共同創業者やフェイスブックの国際グロース長、ツイッターのプロダクトマネジメント副社長らを輩出したこのラボでは、何が教えられているのか。
その内情と功罪を、レポートする。
INDEX
  • テクノロジーで人を「説得」
  • 行動を起こさせる「3要素」
  • 卒業生が、インスタを創業
  • 投資家も集まる、「金を生む」授業
  • 人を「釘付け」にする功罪
  • 「依存」させるデザイン

テクノロジーで人を「説得」