インドの感染者、5億超の可能性も 実態は公式統計よりはるかに深刻
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インドの疫学調査で、
大都市の抗体保有率が50%超というのが
今年の3月に新聞で報道されています。
その後の感染拡大を考えると
5億人超との推計は
十分にありうる話です。
今回の第二波は
前回と異なった次元であり、
身の危険が本当に、感じられます。
現地の日本人感染事例も
増えてしています。原文 https://edition.cnn.com/2021/04/27/india/india-covid-underreporting-intl-hnk-dst/index.html を含めて正確性に欠く記事。5億人という数字の根拠は
CDDEP所長ラマナン・ラクスミナラヤン氏の「昨年の我々の推計では、検査で感染が把握できているのは約30例中、1例のみだった。」
という発言である。それしか言及がない。
が、その去年から検査体制、実際の検査数は当然増えている。レポートラインの修練度も上がってこそすれ下がる事は想定しづらいだろう。
また直近数週間のパンデミック再燃によって年初来で一気に感染者数分母は、昨年の2倍弱まで駆け上がった。
にもかかわらず、いまいまの1760万件を母数にして上記専門家の去年時点の推計である30倍を掛け合わせて5億人超という数字を出すのは、さすがにそもそもの算数に無理・矛盾がある。
可能性は否定しない。無症状罹患は実際にかなり多いだろう。それらは無症状ゆえにわざわざ検査になど決しておもむかないからカウントされ得ない。実際シンガポールでかつて一部閉鎖地域で集団感染した労働者寮ケースでは圧倒過半が無症状だった。彼らのほとんどはインドを主とする南アジアからの若い出稼ぎ労働者である。
しかしともかくも上記の通り計算論拠がおかしい、少なくとも根拠薄弱であるという意味で正確性に欠く。
そもそも日本含めてどの国でも行政発表の公式統計と実態との乖離については巷間論じられている事であるし、実際に全件捕捉などよほどの小国でない限り物理的に不可能である。
もっと言えばそもそも正確な感染者数という数値自体どの国にも存在しておらず、世間で取り扱われている数字はその国でわざわざ検査した人、そのうち陽性反応が出た人の数に過ぎない。
正しく怖れ、正しく共感し、出来る支援、出来る対策を実施すべきだろうと思います。酸素が足りないので、オキシゲンエクスプレスが走り始めたり
https://www.indiatvnews.com/amp/news/india/oxygen-express-reaches-bhopal-from-bokaro-covid19-cases-updates-701013
シンガポール空軍がインドへ酸素ボンベ運んだり
https://www.straitstimes.com/singapore/politics/singapore-sends-two-planeloads-of-oxygen-cylinders-to-india-to-aid-its-pandemic
台湾が酸素のジェネレーターを送ったり
https://www.wionews.com/india-news/covid-crisis-taiwan-to-send-oxygen-generators-to-india-381068/amp
スイスもやる気
https://www.swissinfo.ch/eng/swiss-offer-covid-help-to-india/46571934
寄付があったり
https://www.gofundme.com/f/oxygen-for-india-lets-do-this-together