「学校にカネを積む人」を笑えない親たちの実態
東洋経済オンライン
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これは、遠い国のセレブたちの珍事、では決してなくて、あなたも胸に手を当てて考えてみてください、同じことしてるようなものよ。と、問いかける良記事。
私自身のことを考えても、仕事の上で出会う格差社会の狭間で生きる子どもたちの問題との向き合い方の議論と、自分の子どもがこの厳しい未来をサバイブしていく力を身に付けられるような教育環境をどう提供するのかという判断とは、まるで別人格なのではないかと思うほど、自分の思考のダブルバインドを処理できないほど。でもいい悪いではなく、それも含めてリアルなんだとこの現在地受け入れつつも、ものごとを前にすすめたい。ウィリアム・シンガーの件は、60ミニッツなどNetflixの映画になる前にもかなり全米で話題になっていましたが、スポーツ推薦という公式な仕組みを入学に有利な形に使おうと考える親は、賄賂を払ってないにせよ数多くいますよね。推薦に有利なスポーツをやらせようとか、ハックは色々あるわけですが、親がそうやって色々計画すると、子どもは自分が何をやりたいのか分からず大きくなってしまうので、百害あって一理なしという可能性も大きいです。
良い大学まで行かせたらあとは大丈夫という時代はもう終わっているので、その事実に世界の教育に熱心な保護者がいかに気づいて、ショートカットのない子育てをしようと腹をくくれるかですよね。富裕層がお金を使って入学してくれるおかげで優秀な人材が安いお金で勉強できるシステムはある意味合理的です。
しかし、優秀な子供は良い大学に入るだけでは意味がありません。その後の頑張りも重要です。
その点、富裕層の子弟は大学のブランドさえあれば、卒業後の人生も安泰なのですから、不公平な世の中ではあります。