DMMがJ1福岡の一部株式取得 村中COOが取締役就任で経営参画へ - J1
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以前JFLのチームをコンサルティングしていました。
また、バスケットボールチームのスポンサードやSUPショップ経営にも携わりました。
アクティビティやスポーツに関わる方は皆とても素敵な人々でしたが、P/Lの感覚よりも楽しさや目の前の出来事に精一杯になってしまう。現場感から抜け出せず、気がつくと金がないということが多く、難しいなと肌で感じました。ビジネスの感覚がやはりスポーツには欠かせないと強く感じましたが、それ以上に「経営と運営を分けるべき」ということを痛切に感じます。
なので、この手の大手企業から役員派遣または買収という型は意識的に経営と運営が分かれうまくいくことが多い。派遣された役員が運営側に引っ張られないことが一番大事ですね。
注目のコメント
アビスパ福岡はほかのクラブの例に漏れず、コロナ影響もあり大きく赤字が拡大(3億円の赤字)。Jリーグの場合は、債務超過はリーグライセンス制度に抵触する&キャッシュフローの観点でも、第三社割当での増資が必要だったという背景が見て取れます。状況(力関係)や赤字の金額を見ても10%とかいうレベルの出資ではなく、マイノリティにしても相応の比率になっていそうですね。
コロナ影響で、JやBリーグのクラブはどこも同じように苦しい状況にあり、こうした資本関係が変化するきっかけになりそうです。欧州サッカーもそうですが、ビジネスは絶えず進化しないと待つのは退行ですので、新しい血が入るのはいいこと。失われた30年を脱するためにも、既存勢力とニューカマーの健全な競争による新陳代謝が、日本スポーツ、ビジネス、社会に、欠かせません!
これで福岡はシントトロイデン経由での欧州チャレンジというカードを手に入れたことにもなり、経営だけでなく選手集めにも効果が期待できますね。
直近ではMoneyForwardとのパートナー契約もあり、今後が楽しみです。