来春大卒求人1%微減にとどまる リクルート研推計、回復も
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以下に詳細を記載しますが、前提として
昨年はコロナの影響を受け6月時点での調査、
今年は例年通りの4月調査ということで調査時期が異なることを加味したい。
たった2か月と思うかもしれませんが、この2か月でかなりの数の選考が行われ、合否も出てきます。
企業の採用予定数はまだしも、学生の希望進路先は多分に影響を受けるためその点を加味してデータを見ることが必要です。
昨年6月の調査段階では多くの学生が大手を含め、おおよその結果が出ており、志望企業の変更を余儀なくされており例年よりも大手思考が減少していたと予測されます。
実際に従業員1000名以上の求職者も減っていますが、それ以上に希望する学生が大きく減少していました。
※実数は以下URLから読み込めるPDFの8ぺージ
https://www.works-i.com/research/works-report/item/210427_kyujin.pdf
今年はどうかと言えば
求人数は 67.6万件(昨年:68.3万件)※-7万件
求職者数は45.0万件(昨年:44.7万件)※-0.3万件
とのことで求人倍率は1.50倍(昨年:1.53倍)
記事の中では、
> 従業員数300人以上千人未満の企業で前年より6.0%減の
> 12万3100人と大きく減った。
との記載がありますが、求職希望者も大きく減っており
同従業員区分は0.98倍(昨年:0.86倍)と、倍率事態は1倍に近づきました。
上記に記載した影響もあり、1000名以上は大手への希望者が増え、(まだ結果が出ていない学生も多いため)従業員規模ごとの求人倍率は多いほどに減少しています。(もとに戻ったという方が適切かもしれません)
就活生のみなさんにおかれましては、倍率は単純な合格率ではなく、
このような環境下でも合格する人は、合格しますので倍率に一喜一憂することなく、世の中全体の流れとして捉え、慌てずに、選考フェーズでは自分の実力を発揮することに専念し、就職活動に取り組んでいただきたいところです。この程度の減少ではすむだろうか。
しかし、この程度でも個人となると、仕事が見つからない人は、生涯苦しい経験になる。
雇用をいかに回復させるか、もっと経済政策のところで考えるべきです。