野村HD、損失3千億円超 米顧客との取引で、業績に打撃
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アルケゴスショックの影響が気になる証券大手野村HDの決算。Q4は2457億円純損失計上も「関連ポジション97%解消済み」。通期の純利益は昨対比7.1%減益。かなりリスク後退したのではないかと思います。
https://jp.reuters.com/article/nomura-result-idJPKBN2CE0HR
注目のコメント
簡単なリリースなので詳細不明だが、アルケゴス関連損失が2021/3期で2,457億円、2022/3期で620億円と年度またぎにする処理が分からない。
4月以降の損失見通しであっても、損失見込みの合理性があれば後発事象として前年度反映が基本だと思うが。アルケゴス損失を出してなお黒字というのが、野村HDのすごさですなあ…計上については疑問に感じる部分はありますが。
まあ、これも現金がダブついてるってことなんだろか。当初2200億円と報じられていましたが、3千億円に膨らむわけですね・・・
ゴールドマンは担保にとっていた銘柄を一気に売って損失を免れたようですし、モルガン・スタンレーも報じられているところを見る限り野村やクレディスイスほど手傷を追わなかったように思えます。損失が2期に跨って計上されるのは、担保処分を徐々に行わざるを得なかった故なのか (・・?
過去にもしばしば感じたことですが、野村やクレディスイスといった日欧の有力金融機関と雖もこうした場面では、分厚い投資家層を顧客に持って機動的に動ける米国勢には勝てぬということか・・・ (・・;