iPhone「このアプリに行動追跡を許可しますか」同意を義務付け
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多くのアプリが、効果の高い、他のアプリでの行動に基づく広告による収益によって運営されています。
最新のiOSから行動追跡のオプトインが義務付けられたことで、多くのユーザが許諾しないことが予想されます。
そうすると、広告売上が干上がってしまうアプリが運営を断点してしまうことが懸念されています。
プライバシーの保護は重要ですが、一方で無料でサービスを受け続けることも事実なので、プライバシーが保護された広告効果の高いソリューションの誕生が期待されています。iOS14.5から導入されるプライバシー保護の強化については、AppleによるFacebookへの宣戦布告という背景も存在します。ニューヨーク・タイムズ紙は、Appleのティム・クックとFacebookのマーク・ザッカーバーグの10年に渡る関係性についてレポートしています。
https://www.nytimes.com/2021/04/26/technology/mark-zuckerberg-tim-cook-facebook-apple.html?smid=url-share
また、ウォール・ストリート・ジャーナル紙は、今回のアップデートを進めた、アップルのソフトウェアエンジニアリング担当VPであるクレイグ・フェデリギへの独占インタビューを動画で公開。今回のATT(App Tracking Tranceparency)の仕組みや、広告主がアップル端末を識別するID、IDFA(identifier for advertiser)の仕組みを解説するとともに、クレイグ・フェデリギが今回のアップデートを解説しています。ちなみに動画内でクレイグ・フェデリギは、アプリが情報をトラッキングする許可を求めたた場合「私は『Appにトラッキングしないよう要求』を選ぶ」と語っています。
https://www.wsj.com/articles/ios-14-5-a-guide-to-apples-new-app-tracking-controls-11619457425?reflink=desktopwebshare_permalink