食品ロス、18年度600万トン 12年度以降で最少
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単純に減ったと言えるのでしょうか?
というのも、家庭由来の食品ロス量は、
「家庭から排出される食品ロス量を把握している市町村」の値から、把握してない市町村含め全体を推計する
という方法で推計されてます。
では、食品ロス量を調査している市町村がどれくらいあるかというと、例えば2013年度時点では43件(✳︎1)、2018年度の報告書では172件です(✳︎2)。
この2年だけでも、全体のロス量の推計に使用する基準値が異なり、単純比較はできないかと思います。
「食品廃棄物を減らそうという意識が高まったためではないか」という環境省のコメントは、どうも根拠が薄いように感じてしまいます。
✳︎1 平成29年度市区町村食品ロス実態調査支援 報告書 https://www.env.go.jp/recycle/jittaichousa.pdf
✳︎2 平成30年度 食品廃棄物等の発生抑制及び 再生利用の促進の取組に係る実態調査報告書
https://www.env.go.jp/recycle/H30_houkokusyo.pdfはじめて「食品ロス」「環境省」でググりました
食品ロスのポータルサイトがあるんですね
http://www.env.go.jp/recycle/foodloss/index.htmlつい先日閉店間際のケーキ屋さんの前を通ったらケース内にびっちりケーキが並んでいて複雑な気持ちになりました。これらは閉店後捨てられるのかな…と。
ケース内がスカスカだと見栄えが良くないということもあるのでしょうが、できるだけ食品ロスを減らそうとしていることを打ち出して行く方が長期的には消費者からの支持を得られると思います。
あと、環境のためにとエコバッグを持っているはずなのに必死に棚の奥から食品を取っている矛盾…あれやめませんか?