この連載について
ついにあのアップルが、自動車業界にやってきた。EVと自動運転を武器に、アップルカーは自動車業界を破壊し、新たな王者に君臨するのか。それとも、トヨタを中心とする既存メーカーが地位を守るのか。アップルとトヨタを中心に、未来の自動車ビジネスを読み解いていく。
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ホンダ持分法適用会社。自動車のギヤ等を中心にカムシャフトなどのパワートレイン部品やサスペンション部品などを手がける。2016年欧州の大手鍛造・機械メーカーである独ハイ・ホールディングスを買収。
業種
パワートレイン
時価総額
1,103 億円
業績
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実際、ホンダを始めとする自動車メーカーはEVにシフトしようとも生き残ることはできるかもしれない。しかし、それ以上にEV化のインパクトが大きいのはエンジン部品を専門に手掛ける部品サプライヤーなのではないか。そんな仮説を持って、ティア1部品メーカーの武蔵精密(愛知県豊橋市)の大塚社長にインタビューしました。
武蔵精密はギヤなどのエンジン関連の重要部品を担っているサプライヤーですが、EVシフトへの「割り切り」とも言える姿勢にはとても驚かされました。
激変期に延命策を模索するのではなく、どう販路を拡大していくかなど、納得感のあるインタビューでした。ぜひご一読いただければと思います。
今回取材した武蔵精密は上場企業でもあり、投資体力もありますが、ティア2や3になってくるとそうでないところも多くあります。自動車メーカーが支えるにしても限界が近づいているのも間違いありません。日本の競争力の一翼を担ってきた無数のサプライヤーの技術をどう次の時代に生かしていくか、引き続き取材したいと思います。
自分は記事ほどEVシフトが進むとは思っていない。温暖化ガスを含めて、政治として掲げている部分は大きいが、電池の製造にかかる二酸化炭素や電源ミックス、それも母数が大きい新興国を含めた現実論がある。長期の話なので国も企業も進めていく必要があるし、加速はしている。一方長期だからこそすぐ検証できず、バラ色の未来をそれぞれが都合の良いように掲げている点もある。
ただ、EVシフトしても、車は物理的に動くもの。記事にあるように、可動物があるとすり合わせが必要だし、それによって効率などは大きく変わる。ただ、個数は明確に減る。そのなかで個数減ほどの単価増ができるか?だけどEV全体のコストが高い中では、個数を減らすことでコストダウンを図る代表的な領域でもあると思う。であれば、特徴ある製品でよりホンダ・VW以外を増やしてシェアを上げていく?
①https://newspicks.com/news/2833397
②https://newspicks.com/news/2893661
駆動の違いによるギア強度の話や、系列のすり合わせが必要ないEVなど。
しかし、一番個人的にためになったのは、従来からの業界課題を「環境負荷」と「安全性」と定義した上で、その答えがEV / AVとシンプル化した記事の整理。
特に自動車業界の安全性のノウハウ蓄積が参入障壁である、とトヨタの発言に触れつつも、その前提が崩れるのが自動運転という展開はわかりやすく、記憶に残ります。
久々にものすごい両記事読んだなぁという感じです!
企業城下町のような地方都市は、親会社が傾けば町そのものが傾きます。かつては炭鉱、最近では鉄鋼や製油に関わる町が大きな打撃を受けています。数年後、自動車にそれが起きているとしたら…あまり考えたくありません。
サバイブではなく、新たなイノベーションをどう起こすかに掛かっている。私たち自身の思考回路を切り替える必要がありそうです。
最近ではこちらの記事も印象に残りました。
「脱炭素」と「EVシフト」で崖っぷち…社長が口走った「トヨタが日本から出て行く日」(21/4/25, 週刊現代)
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/82522
新たな仕事の価値がます、だと思います。
おっしゃっているソフトウエアxサービスで、あり、
EVの特性、その先の自動運転化したのちの必要x柔軟性を踏まえたサプライ