大企業はテレワーク徹底も中小は困難 目標達成、高いハードル
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仕事は現場でしかできないマインドを見直す良い機会。
もちろん記事にあるような製造など直接物に触れないとできないものもあるが、それは製品作りから見直す価値があると感じる。
弊社は全国の介護施設のサポートをしているが、今はオンラインでできるサービスに切り替え、直近3ヶ月で約8割リモート。
まだまだ十分可能性がある。
注目のコメント
中小企業になればなるほど、トップ(社長)と社員の距離は近い。
そうすると、社長が『リアルの方が好き』『対面の方が効率が良い』『社員は出社してナンボ。自分も、もちろん出社する』と考えている限りは、テレワークは、進まない。
もし、制度的には、導入されたとしても、社員は、ボスの顔色見て、空気を読んで、リアル出社を選択。
リアル出社する人が多いのに自分だけリモートをする社員は、評価や出世を諦めていると思われる。こういう空気読み、同調圧力は、日本企業のお家芸。(良い悪いはさておいて。)
大企業は、分業と仕組み化が進んでいるから、こういう事態には、社長の好みとか意志ではなく、人事部や総務部が、仕事と思って対応するので、テレワークが進む。中小企業がテレワークを実施できない理由はスキル不足でも準備不足でもない。サラリーマンをイメージしてもわかると思うが、テレワークできるのは本社勤務の人間がほとんど。現場で作業しているスタッフはそもそも遠隔でできる作業じゃないからテレワークなんかできっこない。
これは企業でも同じこと。
大企業の役割は遠隔でも十分こなせるが、
中小以下の企業の役割は遠隔では対応できないことも多い。
そもそもテレワークを実施できている企業が出勤を減らしていても、
経済活動そのものを止めているわけじゃないから、
取引先企業や下請け・孫請け企業は変わらず指示書や受注書に従って製造したり、販売したりしないといけないし、理由は何であれ納期が間に合わないなら他社に仕事回されるから出勤して対応しないと仕方ない。
これはアベノミクスが思ったほど効果がでなかった要因とも言われていることだが、景気のいい影響や政府の金融緩和の恩恵なんて大企業は享受できても、中小零細にはほとんど浸透してこなかったんだから、テレワーク設備だけ導入したって、そもそも構造的に中小企業がテレワークを徹底できるはずがない。
ヒトもカネも大企業のような潤沢な経営資源が中小企業にあるはずない。
それでも、せめて対面での業務は減らそうとみんな何とか頑張ってはいるが、
出勤させずに全面的なテレワークの徹底なんて、中小企業にとっては「夢のまた夢」
顔つき合わせるために出社するんじゃない。
業務によっては出社しないと成り立たないんだから、場合によっては、わざわざ画面共有するより、そこにいる人間で直接話したほうが早いってだけ。構造的な問題。いやいや…これ困難な理由の多くはスキル不足とかだと思うんですよ。「図面見ながら顔つきわせて」の方が早いのが出社の理由だったら「画面共有しながらポインターで重要箇所をさしつつ話す」ほうがきっと良いんですよ…