【影の主役】日立・HONDA・伊藤忠より高い時価総額。東京エレクトロンの強みとは
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最近、さまざまなメディアで取り上げられている“半導体不足”という言葉。
東京エレクトロンは、その半導体をつくる装置をつくっている会社です。
IoT、AI、5Gの普及に伴い、データトラフィック量は爆発的に増加しています。
そのデータを蓄積、解析するためのデータセンターが世界中で次々とつくられています。
データセンターでもキーパーツである半導体は、需要が急拡大しています。
半導体製造装置をジャストインタイムで提供すべく奮闘している東京エレクトロンの生産現場と、100兆円半導体市場のカギを握る、当社の技術開発の最前線を紹介します。
ビジネスのスピード感と技術開発にかける情熱を感じていただければければ幸いです。
注目のコメント
半導体業界は従来から、多額の設備投資が必要でボラティリティ高いことで知られている市場。勘違いされがちだが、東京エレクトロンは半導体を売る事業自体に身を置くわけではなく、半導体メーカーが半導体を製造加工する‘機器’を作っている。機器メーカーとして、製造業を遥かに凌駕する利益率を誇るようになったのが素晴らしい。日本企業でそのような利益率が達成できる価格設定を行える企業はほぼ無いだろう。同業も数多く存在するわけではないのでグローバルで戦うことは前提条件。
やはり一時は市場リーダーにApplied Materialに買収されそうになった経験が大きいのではないだろうか。アメリカ政府から承認が降りず、破談となったが統合に向けて事業売却を行い、身綺麗になることで筋肉質な企業へと変貌。他の日本の製造業復活のヒントがTELの変革にある気がする。時価総額もさることながら、高い利益率も特徴的な東京エレクトロン。連載2記事目は、そのビジネスの利益の源泉はなにか、というテーマです。
技術開発の要は、顧客やサプライヤーとの信頼関係だというお話も印象的でした。
>産業構造から考えても、我々、製造装置メーカーにとっては、お客さまである半導体メーカーが一番市況を理解する存在です。ですので、お客さまへの理解と、強い信頼関係を築いて共同研究をしていくことは、必要不可欠です。
そういう意味では、お客さまとのパートナーシップがアクセルワークの一番の制御系ですよね。大学3年のとき、夏休みにインターンをさせていただき、内定もいただけた。
大変有難い贅沢で、当時、KDDIと東京エレクトロンで真剣に悩みまくり、KDDIを選びましたが、東京エレクトロンは、めちゃくちゃ良い会社でした。
学生の知名度は低いですが、当時から半導体製造装置メーカーとして、世界2位のシェアを持っており、中の人も人格者が多く、内定辞退の連絡をした際にも、背中を押して頂きました。
東京エレクトロンは、勝手に推しの企業にしております。笑