【西口一希】キャリアは挑戦と失敗で決まる
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「自分がやることに誰かが価値を見いだすかどうか、つまり世の中の誰かの役に立つかどうか」という西口さんの考えに強く共感する。
私も今6社目だが、転職を重ねることに対していいイメージを持たれていないように感じることが多い。しかし、実際は、転職とは、自分に価値を見出してくれる新しい会社との出会いによって、常に自分をアップデートしていく過程ではないかと考えている。
例えば、私の専門分野である企業広報の「価値」とは、聞き手や社会が知りたいと思う情報を提供できているか、ということ。求められる情報は時代とともに大きく変わってきている。かつてなら、オブラートに包んだトップメッセージを一方的に伝えるだけであったが、今の時代にはそれでは通用しない。
社員やステークホルダーは何を聞きたいと考えているのか、何を今、伝えるべきなのかを日々探り続けている。そういった意味で、まさに西口さんのいう「価値はあるのか、役に立っているのか」という視点は、自分や会社や発信する情報、すべてに通底する座標軸なのかもしれない。
注目のコメント
P&Gのマーケターとして数々のヒット商品を世に送り出し、ロート製薬、ロクシタンジャポン社長、スマートニュースのCMOを経て独立と、輝かしいキャリアを形成してきた西口一希さん。
西口さんは、「ジョブは、社会に価値を認めてもらうことでしか成立しません」と断言。自分がやることに誰かが価値を見いだすかどうか、つまり世の中の誰かの役に立つかどうかだと言います。
しかもその価値は年々、すごいスピードで変化している、と。我々はこの変化を察知し、自らを変えてゆく必要があると、痛感したインタビューでした。
他にも
・やりたい仕事は「知っている」の延長線上にしかない
→だから「知っている」ことを増やすことが大事
・年齢とともに、取ることができるリスクが明らかに少なくなってしまう。
・結局最後は「コミット」
など金言に溢れた記事になっています。ぜひ、お読みください。また特集を最後までお読みいただきました皆様、ありがとうございました。めちゃ共感した。
要は自分がどれだけ価値を生み出せるか、なわけで、世の中にあるフレームやらタイトルはどうでもいいわけだ。
必要とされる価値は変化するなかで、自分自身が成長することと併せて大切なことは、自身のリセットボタンを押すこと。
それまでに築いてきた知識や経験は活かしたいし重要だけど、その延長線上に解を求めるのではなく、一旦リセットして考え、学んでみる。そうしないと、非連続な自己成長は出来ないと思うんですよね。マーケターとしてさまざまな会社でインパクトあるお仕事をされてこられた西口さんは、昨今のジョブ型雇用をどうご覧になりますか?と伺ったところ、開口一番におっしゃったのが「ジョブか、会社かは本質的な問いではない」ということでした。
一貫しているのは、価値を生み出せなければ仕事ではなく、それは常に変化するということ。
今回の特集全5回にも通底しますが、やはり大切なのは「学び続けること」に尽きるのだなと思いました。