関西学院大学フェロー/ZEROBILLBANK JAPAN プロジェクトパートナー /JCE (JapanCreativeEnterprise) Chief Innovation Architect
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自身の専門性を社内の価値基準ではなく、市場価値で見直す習慣を身につけることが変化に対応することに繋がる。自身の専門性を基軸としながら、Up-Skilling、Cross-Skilling、Re-Skillingを意識した取組みを"自分ごと"に転換したい。変化に応じて、柔軟に"ピボット"出来ることが市場価値に見合う専門性を勝ち取ることになる。複数の専門性を持ち合わせるバーサタイリスト的な人材が変化を謳歌することになるのは言うまでも無い。"これ"も出来るけど、"あれ"も出来るという専門性の複線化がこれからの"当たり前"となる。自身をアップデイトする時間軸は急変している。持ち合わせているスキルセットが陳腐化するのは、時間の問題だ…Learning as a breathのように"学び"続けたいですね。
他の職種含め『変革なくば』の条件付きで、溶ける無くなる。
人でなくて良い仕事を自らデジタル化し効率化し、
人が最後まで人に頼りたい仕事は何かを考え抜きそこでアドバリューする。
要らない仕事の話はいつも出るが当たり前であり後者、
人が最後まで人に頼りたい仕事って何かを同時に考えることが大事。
このふたつは僕らWACULの事業ドメインですが、ここ1年の需要の強さと各社のポジショニングの取り合いは目を見張るものがあると感じています。
“コンサル”といえば、アクセンチュアの強さもそうですが、昨日ベイカレントが素晴らしい決算とアグレッシブな中期経営計画*を出しました。まさにDXの恩恵といえます。
(*5年で、売上420億→1000億、人員数2000人→4000人とCAGR20%かつ人員2倍)
“マーケティング”といえば、アドテクなど、とかく新陳代謝の激しい領域です。
特にデータまわりの整備が早い領域だからでしょうか。ただ、マーケティング領域といっても非常に広いものです。その中で何かに特化することは栄枯盛衰の「ニッチトップの奪い合い」になると、多くの人が認識していると思います。
これが何故かといえば、マーケティングの1領域だけではやれることが限られているからでしょう。セールスまで含め、「顧客の獲得まででひとつ」と捉えなければ、大きな成果は出しづらいのです。ただ、今は多くの便利なツールなどが出てきたことで、そんな広い範囲は無理だよ…という過去の常識は拭いさられつつあります。
当社も「顧客獲得」と「コンサル」の両領域で第一想起を得られるような、そんな会社になっていきたいと思います。
チャットブックも営業のオペレーショナルな仕事を減らすサービスですが、ITでは営業が少なくなるというより価値が上がっていると思います。
有名な海外のデータで、企業担当の6割は、営業にアプローチする前に購入の意思決定と準備を既にしており、商談前に勝負が決まっているというものがあります。
https://saleszine.jp/article/detail/1531
今後はそこまでのマーケティング・営業企画を職種が融合した状態で実行できる人材が求められており、営業はDXツールにはできない人間の創造性と温かさを発揮した広い職種になると思います。
例えば、EC購入ではなく店舗に来てくださるお客様は、これまで以上にECでは体験できない、心の繋がりを感じる素晴らしい接客を期待しています。これはデジタル化では達成できない事。
「自分の仕事がいかに付加価値を出しているか」を、ますます求められる時代になっていますし、付加価値を出すという意識改革が自己成長へも繋がりますね。
最近、PMIやっていて思うのは、この感覚。こういう人材をどうやって採用、育成、評価していくかなんですよね。
また、今はDXコンサル大人気ですが、内製化の要請は常に感じています。コンサルティングを超えた価値提供を求められる時代になりつつあります。
しかし、何をDX化してどう変わるのか分かっていない企業が多い気がしますし、どこをデジタルで改善するとインパクトが大きいのか明確にしないままとりあえずDXというバズワードを用いて動き出すと良くないと思います。どんな時も課題解決や価値創造するときは目的ファーストでいきたいものです。