再生エネと原子力で50%超 経産省、30年度電源構成
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原子力に関しては想定通りに再稼働できない場合に備えたプランBを考える必要があるのでは。また 2030年以降を見据え、核融合の商業化に今から取り組む必要があるのでは。
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NASAが火星で二酸化炭素から酸素を作ることに成功したというニュースがありましたが、二酸化炭素は比較的扱い易い元素です。しかし、放射性廃棄物は半減期(放射線を出す能力が半分に落ちること)が数万年にも渡り、無害化するまでには途方もない年月を必要とします。
そして、ローレンスリバモア研究所の元研究員の女性が来日した際に仰っていたのは、この廃棄物の管理が難しく、一番有力視される地中埋設も地震の起きにくいアメリカですら、予期せぬ地殻変動で廃棄物のシェルターが破壊される可能性があるため危険だと訴えていました。地震大国の日本では尚更難しいですね。
カーボンニュートラルは環境負荷を下げる目的ですが、二酸化炭素よりも環境負荷の高いものを生み出す方に向かっては元も子もないので現行型の原発を当てにした電源構成は論外だと思います。
ただし、ビルゲイツの財団が研究している原子力バッテリーは人が介在しないことや、飛行機の墜落にも耐え得るほど安全性が極めて高いこと、従来の原発から出たゴミを燃料に動くことなどから、原発反対派の私でもこれならいいかもと思うことができました。一回の充填で数十年間は電力を生み出し続けます。簡単にまとめられている情報はビルゲイツを特集したNetflixの『天才の頭の中』episode3をご参照下さい。
https://www.netflix.com/title/80184771?s=i&trkid=13747225
将来、別の惑星に移住する際などにはこのような技術が活躍するかもしれませんね。
しかし、今の日本ではそのような高尚な話は頭の外にあると思うので、旧来の原発での発電は段階的に減らして、水素火力発電やアンモニア火力発電、原子力バッテリーなど、次世代のエネルギー供給法を前倒しで実戦に投入していくべきだと思います。原子力増やさないと
46%削減は達成不可能です。
そういう意味では現実的な電源ミックス。
問題は、日本の社会が受け入れられるか。
地球温暖化への貢献というミッション
やそれに伴う産業創出が、
国民全体で共有され、
原発の負のイメージを
凌駕できるかにかかっていると思います。
当然、原発の安全性を充分担保することを
前提としてですが。
政治家に、
そういう夢を見させて
欲しいです。