TSMCが車載半導体の増産に向け28億8700万ドルの投資を決定
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注目のコメント
注目は車載と南京工場という点。
下記にあるが、TSMCは今後3年で11兆円投資の計画。1年4兆円弱でこれまでも毎年1.5兆円前後。そこから考えて30億ドルという金額はTSMCにとってはものすごく大きい設備投資ではない。
ただ下記でもコメントしたように車載用の構成比は1割以下だったと思う。こちらは2023年までの増産投資ということで約2年、つまり年間1500億円ほどで、全体の設備投資計画から比較すると車載構成比より小さいと思う。
https://newspicks.com/news/5730750
そして米中で半導体をめぐる攻防があるなかで、中国の南京工場での投資。中国は自動車マーケットとして大きいし、車載半導体は最先端ではない。一方で、パッケージング技術など独特な部分もあるし、あえて中国かというのは意思決定として気になる。TSMCの車載半導体投資は大きくはないですね。
EV向けで鴻海のEV製造のプラットフォームを睨んでいるんでしょうか。
クルマメーカー向けに車載半導体を製造するよりは、そちらの方が良さそうです。
EVは走るスーパーコンピュータになるでしょうから、そちらはしっかりと投資するんでしょうけど、これは車載半導体とは言えないですね。データセンターのサーバーと理解した方がいいと思います。
車載半導体ほど過酷な環境では使われないとは思いますが、それでも対策は必要で、これも鴻海との自動運転のソフトウェアのプラットフォームに組み込まれるんでしょうね。NVIDIAの動きも気になります。
車載半導体のインパクトはTSMCにとってみれば、お付き合い程度の大きさでしょう。