バイデン氏、G7などで6月に英・ベルギー歴訪 就任後初の外遊
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矢継ぎ早に外交で存在感を見せつけて、トランプ色を塗り替えているバイデン新大統領です。英国とEUを訪問し、連隊を唱えつつ、国益を最優先するその様は、トランプ前大統領と手法こそ異なれ、やはりアメリカそのものだな、と思う次第です。
トランプ氏の初外遊は5月の中東(サウジ、イスラエル、パレスチナ)、オバマ氏は2月のカナダ、それぞれ初外遊先の選択に強いメッセージ性が感じられるものでした。今回はG7、NATO首脳会議という国際会議への出席が初外遊。英国、ベルギーという行き先にどこまで意味を見いだすかのメッセージ性は前の2人に比べるとやや薄いとはいえ、気候変動サミットと合わせ、「America is Back」を印象づける意味で象徴的なバイデン外交の皮切りといえそうです。
目下、バイデン大統領に関して世界的に話題になっているのは、彼が1915年のアルメニア人虐殺を「ジェノサイド」と認定することである。これは、2019年に米下院が超党派の賛成多数で可決したものだが、トランプ前大統領は拒否していた。ともあれ、トルコは猛反発している。