「えっ、この絵が1億円?」今更聞けないNFTバブルのヤバい裏側
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保有と利用は違うから著作権という概念がある。そしてデジタルは情報。例えばこのイラストもNFTだと1億円以上でも、こうやって「利用」されて、無料で見れる。個人的に、ここがNFTの価値を理解できていない点。
物理性があるものなら、それを見せないといった価値(独占的な所有欲を満たす)や、見るためにわざわざ行く(美術館運営)といった価値がある。だけど、デジタル情報であれば、そうではない。
もちろん、著作権インフラがデジタル対応で圧倒的に進化して、こういった利用に対しても毎回スマートコントラクトでチャージされるようになっていけば、利用の価値が制御されてものすごいことになる。
一方で、利用という文脈では、引用が認められていたり、世に広く知られて価値が上がったり、イノベーションも加速する。毎回チャージされれば普及力が下がり、価値が下がる可能性もある。
そしてスマートコントラクトが本当に完全整備されるのか?MP3初期では、著作権制御をしようとしたコピーコントロールCD(CCCD)などがあったが、結局普及しなかった。広く利用されるものについては、利用制限より、iTunesのように安くても広く利用されるものが普及してきたのが歴史。Katoさんの「保有」と「利用」の懸念に加え,自分は「制作者自身がコピー」してしまう事を防げてない事が弱点だと感じる.
ゴッホは「ひまわり」を1日で複製出来ないだろうが,デジタル絵画作品ならそれは可能である.
製作者が2度目の所有権を売ることを防げない.製作者の良心に期待するしか無い.しかも,それが同時別の場所で行われていたらどうなるのか?大岡越前にどっちが真の所有者也...と裁いてもらうつもりなのだろうか?
欠点から目を背け,利点のみを吹聴する,時価総額向上に都合の良い人ばかりがチヤホヤされるのは間違った社会である.
自分は,そのような人達には与したくはないし,混ざりたくもない.