中国 温家宝前首相の寄稿 SNS上で制限 言論統制対象の可能性も
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うーん、たしかに発表当時はかなりシェアされていて、翌日にはオリジナル記事は削除されてはいました。ただし、最近中国政府が乗っ取っちゃった、もとい株式を取得したメディアには掲載してあるんですよね。
加えて、マカオ出身者(大学院卒高学歴者)に聞いたのですが、マカオ導報(澳門導報)なんて名前の新聞、聞いたこともないという。で、オンラインで見てみると、たしかにサイトはあるんですが、ニュースメディアではないんです。どっちかというと、政府の広報をしているタイプのメディア。たぶん、日本でこの件を報じているメディアは、この「マカオ導報」がどんなメディアかはきっとチェックしておらず、問題にしてないんですけど、その正体不明さを考えるとちょっと不思議なんですよね。
なので、内容うんぬんで突くよりもこの辺もミソかなあ、と思って眺めています。
注目のコメント
習近平政権の前の胡錦濤政権の際の首相が、習近平批判をしたわけです。
それなりの報復も覚悟のうえでの発言だと思います。
チャイナの穏健派の代表といえる温家宝の発言力がどれほどあるのか、興味深いですね。
追記
4/28の日経新聞で以下の記事があります。
習近平氏が狙う金融掌握と温家宝氏への圧力つなぐ糸:日本経済新聞 https://www.nikkei.com/article/DGXZQODK229A40S1A420C2000000/
結局、習近平がトップになって2012年から推進してきた汚職摘発とは、自分の政敵を淘汰し自分の配下の勢力の拡大することと彼らから奪った利権を引き継ぎ、自分たちの金力を増すことが目的だと分かりますよね。中国の将来を憂いての愛国心からの言葉すらまともに受け入れられない程、余裕がない証だと思います。
バランス感覚のある賢明なリーダーの出現を待望します。
ロシアもゴルバチョフの時は光が刺した気がしました。