ワタミに資本支援100億円 政投銀、コロナ対策新制度で
日本経済新聞
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劣後ローンと優先株で飲食宿泊業を支援するDBJの施策は、よく考えられたものだと思います。そうは言っても元金は返済しなくてはいけないわけだから、withコロナ時代におけるビジネスモデルが確立しないと、結局焦げ付いちゃうわけで。DBJの審査力も、支援を受ける側のビジネスモデル再構築の力量と覚悟も必要なので、ハードルは高いな~とも思ってました。
ワタミの第3四半期決算短信を見ると、主力の国内外食事業の売上(9か月)は137億円(昨年比▲62%減)ですが、宅食事業売上が277億円(+5%増)ともはや第二の柱を超えるものになってます。手元キャッシュも200億円あるし、こういう会社であればDBJも積極支援できるんだろうな。
一方、ワタミのようなwithコロナ時代のモデルを見据えた「耐久力のある」会社はまだまだ少数でしょうから、圧倒的多数を占める「耐久力のない」会社に対してどういう支援をするのかは注目したいです。
注目のコメント
売上がコロナ前の55%でも利益が確保できる対策を進めてきたが、今は20%台で計算が狂ったという渡辺会長。ただ長期的に居酒屋の市場が縮小することも折り込み、テクノロジー導入、原材料生産など体質の変化や海外展開なども目論む。政府系の政投銀が乗り出すのは、短期救済ではなく、コロナ後の長期展望を見据えてのことでしょう。