日本電産、CEOに関社長 永守氏は会長にとどまる
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吉本元CEOに次いで、3人目のCEOとなります。吉本元CEOは、米中貿易摩擦により中国向けの需要が激減し、業績悪化に迫られ、結局、永守体制に戻すことになりました。今回の関CEO体制での事業環境は、当時よりはポジティブな状況になっています。グローバルな悪材でも出ない限り、関体制は続くと思われます。関CEOに、太陽より熱い男こと、永守CEOの期待に応えられるのか、今後の日本電産の行方に期待です。
注目のコメント
オーナー経営者の引継ぎは、日本ではユニクロ、ユニデン、アメリカではナイキ、オラクル、スタバなど一度譲って返り咲くケースがままあるので、そうならなければいいなと思います。関新社長へのプレッシャーは相当なものでしょうが、それを乗り越えたら本当に素晴らしい。
良いことだと思います。経営者の最後の重要な仕事は、後進に譲ることですので。
しかし、この部分が非常に気になります。
「今後も創業者で代表権のある会長として、中長期の経営課題に対処する。」
創業経営者はどうしても会社を我が子のように思って、つい、悪気なく院政を引いてしまうことがあります。
過去にその結果として大失敗した例はダイエーを始め枚挙に暇がありません。
合理的な永守さんですが、どのように真に退任するまでの道のりを進まれるのかが重要であると思います。永守さんは著名な創業経営者の中でも、際立って公私の分別をしっかりされる方だと思う。
会社を私物化することなく、社会とそして従業員のためにベストな選択肢として、禅譲されたのだろう。
ご自身が保有されている資産も、多くは寄付するなどして社会に還元される予定と聞いているが、なかなか出来ることではないと思う。ただただ本当にすごい。
30年近く前、リクルートでデータ専用線の営業をしていた時、新規で日本電産さんとの取引を始めさせていただいた頃が懐かしい。あの時の日本電産は確か売上500億程度だったが、永守さんは誰よりも早く出社して、ファックスで各組織に指令を出す「ファックス爆弾」ていうのがあったと聞いている。
誰よりも働き、誰よりも考えてこられたこれまで。
今後もそんなにゆっくりされないんだと思うが、身体を労って欲しいと願う。