【NewSchool受講生作品】マザージャーニー(佐藤可奈子)
コメント
注目のコメント
「マザージャーニー」作者です。
新潟県で農園経営をしています。
表現することに向き合ったこの6ヶ月間は、私にとって転機となるような半年間でした。知りたかった学び、出会いたかった仲間に出会い、本当に楽しく作品と向き合い続けることができました。本当にありがとうございました。
本作を完成させるにあたり、大友監督、佐渡島さん、同じ受講生の仲間たち、運営スタッフのみなさま、そして新たなチャレンジを応援してくれた家族に多くの助言をいただきました。感謝申し上げます。
この作品を書く前、私は事業で大きな失敗をしました。再起とはほど遠い絶望の中で、自分の弱さに向き合い続けていました。苦しい時期が続き、自分の弱さと共に生きようと腹をくくれるようになった頃、近しい人を亡くして学校に行けなくなった男の子がいました。
その男の子に寄り添いたい、とはおこがましいかもしれないけれど、時にどうしようもない自分を許して、愛して、心が軽くなり、また一歩踏み出せるようなお守りを届けることができれば。
私自身が農業を通じて得た生き方や、美意識や、価値観、こころ動いた情景を織り交ぜながら物語にしました。
今回の貴重な機会を生かし、これからも雪国の里山農業から、こころ動く世界を届け続けられるよう、精進してまいりたいと思います。NewsPicksのビジネスストーリーメイキングクラス、佐藤さんの作品。
大友監督や佐渡島さんの言葉の通りなんですが、佐藤さんの表現力!
読んでいると、せわしない日々とは別世界の、ゆったりとした時間が流れてきます。実際に農業を営まれている佐藤さんだからこそ書ける、土に根ざして生きる人たちの営みや強さを感じます。
NPのユーザーの方々は日々、バリバリ仕事をこなされているホワイトカラーの人が多いと思いますが、そんな人にこそ、「本編」を読んでほしいなと思います。
(アマゾンでも高評価が多数です!)