【NewSchool受講生作品】医者に問う!(草木一八)
コメント
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前職時代、ドクターと仕事する機会が多く、必然的にMRさんと接する機会も沢山ありました。
側から見ていても大変そうなお仕事だな、という印象を抱いていましたが、この物語を読んで確信しました。
超大変な仕事だ、と。
・製薬会社としての方針
・ドクターの医療方針
・MR自身の倫理観
色々なものに挟まれているんですよね…。
MRさんにしか描けない物語だと思います。
医療の「い」をかじった事がある方、共感できる部分多いと思います。
注目のコメント
この講座の、コミュニティマネジャーをしていました!提出される課題はどれも本当に面白く、ビジネスパーソンとしての経験がしっかりある方が書く小説のもつ情報や細部の濃度、多様さ、そこから掘り起こされる物語の力強さに、回を追うごとにイチ読者として引き寄せられました。
草木さんの『医者に問う!』は、MRのおしごと世界を垣間見れて、日本では接種が広がらない子宮頸がんワクチンへの価値観を揺さぶられます。医学的エッセンスはもちろん、主人公の流山が「オレの仕事は必要とされているのか?」と自問して見出していくように、この時代に働く人ならば身につまされる社会性も帯びていると思います。
妻と娘がそれぞれの形で子宮頸がんに関わることになる家族シーンで涙。。。洗練された文章と一緒に味わっていただきたいです!コロナ禍で話題のワクチン。医師の物語はたくさんあるけれど、MRの立場からワクチンや生死と向き合う物語は新鮮。
最後までドキドキして読めます!
草木さんのふんわりとした穏やかであたたかな雰囲気の中から、鋭くざらりとしたやりとりや、怒りや悲しみ苦しみが描かれ、それらを通じながら成長してく主人公にすっかりのめりこんでしまう!
読み応えがあって、最後はさわやか。
草木さんだから書けるストーリーで引き込まれます!!