自工会、「東京モーターショー2021」開催中止を発表
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世界最大規模の映像展示会だったフォトキナが70年の歴史に幕を下ろしたのも記憶に新しいところですが、同じく映像関係の展示会であるCP+が今年はオンライン開催になったものの、例年のような盛り上がりは見られなかったように思います。
やはりプロダクト中心の展示会は五感に訴える必要があり、主に視覚と聴覚のみに頼らざるをえない現状の技術では、やはり無理があったと言えるでしょう。
また昨今は企業そのものが加担しているとしか思えないような「事前リーク」が当たり前のような風潮で、展示会で初めて目にする、手に取る、といった体験価値が下がっています。また各企業が独自に行う「ワールドプレミア」がさほど珍しいものでもなくなった今、果たして一都市のみで集中してやる展示会に存在意義があるのかという疑問は拭えません。まして東京のプレゼンスが低下している現状では果たして「次」があるのかどうか微妙でしょう。
注目のコメント
1箇所に大勢を集める室内展示型のモーターショーから、コンセプトカーが東京至る所の路上駐車にゲリラ的に現れ、それぞれの街の賑わいを繋ぐと同時にそれぞれのメーカーが人数限定、VIPチケットのレセプションパーティを開催する様な設えをするなど、オンラインかオフラインか以上に、都市を舞台にしたモーターショーが開けたら、全く新しい可能性が見えてきそうな気がします。そして、MaaSやCaseのシステムの実験も同時に行うことにより、都市とモビリティの課題解決も検証可能になるかと思います。
中央集権的に、全員参加のイベントは難しいでしょうね。コロナが教えてくれたのは、テーマごとに分散する小規模なイベント各地で開催するのが、ニューノーマルとなりそう。