太陽光、応用に強い米企業 特許多い日本勢は撤退続出

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• 安藤 晴彦

  RIETI Consulting Fellow

  ・2021年04月28日

  日本には、太陽電池に物凄く熱心だった経営者が何人もおいでになりました。シャープ故富田常務、京セラ稲盛氏、サンヨー桑野氏など。競い合っていた時代は、世界チャンピオンを７年も続けて、日本勢だけで世界ランキングが埋まっていたのに、今では隔世の感です。
  やはりエクイティ＆ベンチャーの破壊力は物凄いです。「モジュール化パワー」そのものでしょう。
  2007年のJPEAセミナーで、誰も来ない早朝の時間を２０分だけ割り振られたので、「2005年の独EEG改正の高額FITで太陽電池の不確実性はなくなって、確実に読める世界となってパワー勝負の戦国時代になる。みなさん備えは大丈夫？」と警鐘を鳴らしたのですが、若造が生意気だとカネカ役員が陰口を言っていたそうです。多接合技術で自信があったのはわかりますが、「モジュール化パワー」まではご存じなかったのよね。。。たぶん。