サッカー「スーパーリーグ」計画は崩壊、ファン反発で撤回クラブ続出

コメント

注目のコメント

• 里崎 慎

  デロイトトーマツFA スポーツビジネスグループ Senior Vice President

  ・2021年04月22日

  この構想、過去から何度も立ち消えを繰り返しているもので、その意味では「今回も」ということになってしまいました。
  スポーツのステークホルダーは多岐にわたり、それぞれのバランスが重要であることを改めて感じました。
• 徳永 裕

  PT. Timedoor Indonesia President Director & CEO

  ・2021年04月22日

  ビッグクラブは結託してUEFAに全面戦争を挑んだが、48時間であえなく撃沈。ただ今回の勝者はUEFAではなく世界中でNoを突きつけたファン、そこに新型コロナ化で国民の信頼を失っている英政府が国民の意向に同調して労働ビザなどの規制をかけるという牽制をかけた為、イングランドの6クラブはすぐに方向転換する形となりました。
  
  今回の件はこれで一件落着ではなく、これから参加クラブの経営陣への責任追及や勝ち点剥奪などの罰則の検討が始まり、明るみに出たUEFA側の問題追及にも拍車がかかっていくでしょう。
  
  今のサッカー界は代理人や経営陣の搾取、UEFAの運営含め様々な問題があります。スポーツはビジネス的に成功することも発展や持続性にとって大切ですが、ビジネスだけを考えて設計をする前にファンの興奮や感動、選手の健康を第一に考えてこれを機に改善していって欲しいですね。
• 杉山 顕斗

  このスーパーリーグになぜ反発が起きたのかという問題に対し、
  スポーツの魅力を追求するのでなく利益目的だからと論ずる人が多いですが
  本質はそこではないようです。
  
  そもそも、UEFAが主催するチャンピオンズリーグも十分に利益を上げているスポーツコンテンツです。
  
  問題視されているのは、このスーパーリーグが各国リーグの結果によって出場が決まるものではなく、もともと参加しているビッククラブのみが参加でき、そのような状況では、各国のリーグが形骸化されてしまうのはまずいという点とその参加チームだけが利益を独占してしまう構造に問題があります。
  
  UEFAの利益分配には、これまで何度も指摘されてきた経緯もあり
  各クラブが声を上げてきましたがその声も届かず今回の構想が持ち上がったというところでしょう。
  
  UEFAが今回の騒動で改善を行わなければ、再度この構想は持ち上がることになるでしょう。