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中国国営企業シノファーム社が2種類のワクチンを開発後、シノバック社製のワクチンが3番目のワクチン『コロナバック』となり、製造手法は不活化ワクチンに分類されます。

3番目までのワクチンは2回の投与が必要ですが、4番目の候補であるCanSinoBIO社のワクチンは1回投与となる予定で、アデノウイルスベクターを利用したワクチン(アストラゼネカ社のワクチンと同じような製造方法)になでロシアの『スプートニクV』と同じ製造手法です。

中国製のワクチンに関する第3フェーズ試験データは査読のあるジャーナルには掲載されていないようです(第1、第2フェーズ試験は掲載されています)。

▷BMJ 2021; 373 doi: https://doi.org/10.1136/bmj.n912 (Published 09 April 2021) Cite this as: BMJ 2021;373:n912
https://www.bmj.com/content/373/bmj.n912.full

シノバック社製のワクチンの効果に関し、1月時点で50.4%の有効性という報道はすでにありました。

▷Sinovac: Brazil results show Chinese vaccine 50.4% effective
https://www.bbc.com/news/world-latin-america-55642648

mRNAワクチンの有効性が際立っているともいえますが、mRNAワクチンの基礎研究を長く続けていたからこそスピーディに完成したともいえますし、それ以上に、第1から第3フェーズ試験まできちんとこなしていることがやはり大事な点だと思っています。
南米に限らず東南アジアでもmRNAワクチンを国民の大多数に手当てできているのはシンガポール位で、フィリピン・インドネシアあたりも中国ワクチン頼りだが厳しい数字。コロナの特に変異株の感染力だとこの有効率では国民のほとんど全員打たないと感染が終息しない
それでも、例えばインフルエンザワクチン(例年30-60%くらいだそう)より有効率は高そう。

問題は、完全に抑えきれないことで驚異となる変異が発生しうることでしょうか。

短期的に地域限定的に考えれば、中国製ワクチンでも被害を減らす効果はありそうですが、
長期的に国際的に、問題となる変異よりも先に収束させることを目指すなら性能は不十分と言えるかもしれません。
まあそんなもんでしょうね。

https://newspicks.com/news/5504502?ref=user_527032

怖いのはこのワクチンの副作用ではなく、実際にはあまり効かないこと。欧米のワクチンが有効な一方で中国産が効かないとなると、来年後半以降、中国が一人負けする可能性がある。

2020/12/31