任天堂、コロプラへの請求金額を49億5000万円から96億9900万円に大幅増額
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ソフトウェア特許って本当に必要なんだろうか...?
任天堂を応援してる方々は何となくの企業イメージでやってませんか?
私は別にコロプラを応援したい訳じゃなくこの特許の存在そのものに否定的です。
今回の訴訟に入ってる内容ですが、例えばですが、スマホ操作中に一旦ロックしてまた開く時にいきなり始まらずにpause画面から「はじめて良いですか?」って確認画面出す事とかも入ってるんですよ...?そんなの極々普通で当たり前だろ!って思うようなちょっとした事を特許にしてるのが実態でしょう。
ちょっと前にUNIQLO関係で話題になったRFIDの読み取り技術とかとは話が違うんですよ。
さて、こうやってあれもこれも特許で縛った結果、特許だから機能として準備しませんと言われて使いにくさや不都合を感じて困るのはいったい誰だと思いますか?
みなさんが普段感じている、ここが使い難いからこうして欲しい!って要望。それ特許踏んでるから実装されないのかもしれないですよ。
--追記--
特許と言うと下町ロケットみたいな弱者の権利を守るイメージを持ってる方がいらっしゃるかと思いますがソフトウェア特許の実態は逆でしょう。
私自身も発明者になってるものもありますが、本当にしょうもないというと言い方悪いですが、これが特許?!と言う物も大量にあり、とても追いきれるようなレベルじゃありません。
発明者が特許と自覚できない物が大量なので、社内の特許担当は特許出願できそうな物がないか社内を探しまわり、出願手続きをし、特許になってる物を調査して自社が踏まないようにするんですが、これらどれもこれもお金も人的リソースもある大手企業だから満足にできるんであって、大手が大量にこれって特許と言えるの?って特許を取ってる裏で弱者はその特許を踏まされるわけです。
使用権としてお金を回収しようにも相手がそこそこ大きく売れてる物で使ってないと旨味がないので、そういう意味でコロプラあたりだと格好の的だったでしょうね...。
昔、松下電器とジャストシステムでそれはもうバカバカしいと言うと悪いのかもしれませんが、訴訟がありました。もし興味があれば。は??って思うと思いますよ。
https://xtech.nikkei.com/it/article/NEWS/20050930/221977/その間に発生したコロプラの売上と任天堂の損失を考慮したと言うことでしょうか。特許は企業の喧嘩の唯一の武器なので、この結果は妥当でしょう。
追記:
特許って、さっと書いて簡単に登録される物じゃないんですよね。まず自社技術や発明があり、先行技術をしっかり調べ、何百何千もある先願特許の有効範囲を調べた上で自社の発明を特徴づけ、新規制進歩性を確保しながらどんな請求項にするか頭をひねって考え、実施例や明細書をどう書けば発明を広くかつ適切に表現出来るか考えて記載して出願します。
更に言えば、どの国に出願するのかや早期権利化を図るのか単なる牽制なのか、拒絶理由通知でどんな流れになるのかも考えて出願します。掛かる費用も国内出願で一件50万円は掛かりますし、外国出願だと国数にもよりますが一件の権利化に数百万円は掛かります。
出願も中間対応も相当な労力ですし、そうして登録された特許の多くはこの手の権利訴訟にならず、牽制力として暗に働くだけです。加えて侵害訴訟の費用や労力も更に掛かりますし、そう考えると任天堂の権利行使の姿勢はごく真っ当なものです。
更に追記:
特許は、発明を公開して公の利益にする対価として排他的権利を付与するというのが前提の考え方です。