【野口聡一】JAXA宇宙飛行士が語る「宇宙の商業化」のリアル
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ISS滞在中の野口聡一氏に対して衛星通信によるLIVEインタビューが実現しました。3度の飛行を経験した宇宙飛行士から見た「宇宙のビジネスシーン」について、現状と展望を率直に語って頂きました。
取材はセキュリティが確保されたJAXA施設内の専用ゾーンで行いました。コロナ以降、オンラインでの取材は普通になりましたが、宇宙と地上を結ぶ回線は往復で7秒間のタイムラグが生じるため、結構会話が難しい。その辺りも宇宙進出のリアリティだなぁと感じました。
野口さんは4/29に地球へ帰還される予定でしたが、天候の影響で5/2に延期とのこと。無事のお戻りを願っています。-----
現在、宇宙開発の最前線で働いている若い人たちには、「自分たちの活動が人類の未来を切り開いているんだ」というパッションが間違いなくあると思います。
ただ、いまのところ少し足りないのが、その活動をいかに収益化するかという観点です。
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『人類の発展』
そんな大義を持って、宇宙開発のフロンティアで働いている人たち。
あまり目にする機会はないですが、そんな人たちがどこかで頑張っていることを想像すると、自分も頑張らなければ……と。
論点がずれてしまいましたが…
パッションだけでなく、ビジネスがないと持続できない世界。
厳しいけれど、やるしかない。JAXAの皆さんが仰ることも、野口さんから発信すると一際リアリティがありますね。
これからの宇宙は民間主導になっていく。そのためにJAXAは宇宙技術を積極的に民間企業に活用してもらおうとしています。
民間企業としてはロマンあふれる宇宙でビジネスを行える大チャンス!多くの経営層の方は宇宙ビジネスの話をすると大変興味を持たれます。
しかしマネタイズを考えられないのが最大の壁になっています。地上と宇宙がかけ離れ過ぎていて、ビジネスモデルを描けないからです。
いくつか切り口はあるのですが、その一つがこの記事で書かれているSDGsでしょうね。ISSはエコの走りなので、この技術を地上に転用する企業がそろそろ出てきそうです。