Honorが今年下半期に折りたたみスマホをリリース、名称は「Magic X」
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Honorはファーウェイのサブブランドとして2013年に誕生しました。低価格製品を中心にラインアップし若年層を中心に人気を博しています。
成長速度も凄まじく、Honorのスマホユーザーは2014年には2千万人でしたが、2020年にはスマートデバイスを含めると2億人になっております。
また、2018〜2020年の3年間は中国国内オンライン販売1位を獲得しました。
しかしながら、米国からの制裁を回避する為、2020年にファーウェイはサブブランドHonorを売却しました。
背景としては、米国はHuaweiに対して厳しい輸出規制を行っており、米企業の技術を使用する台湾チップメーカーTSMCなども事実上Huaweiとの取引停止状態に追い込まれています。
HuaweiがTSMCに発注したハイエンドチップKirin 9000は予定していた数の半分しか確保されなかったこともあり、同社の2020年第3四半期(7月〜9月)のスマホの出荷台数は減少しました。
そういった事態を避けるために、Honorを独立させて自由に他社と取引できるようにするのに仕向けたのが売却の背景です。