黒人暴行死、元警官に有罪評決 バイデン氏「正義への一歩」
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デモ再燃の懸念が遠のいたことで安心しているわけにはいきません。この事件が単発の事案でなく、司法、教育、保健衛生など多方面にわたってアメリカに根付く制度的差別(システミック・レイシズム)を背景にして起きたことに問題の根幹があります。そして社会の構造的な差別という問題は、さまざまなジェンダー差別に直面する日本の私たちにも無関係ではありません。アメリカで起きた一つの事件のニュースとしてとらえるだけでなく、その先にいろいろ考えたいことがあるニュースです。
注目のコメント
新しい映像の公開やショービン氏に有利な証言があまりなく、証拠は圧倒的にみえました。その分、逆の結果なら大きな反発があったはず。ただ、これで警官側を支援する側(「ブルーライブズマター」運動)がどう動いてくるか。
これで有罪判決が出なければ大きな暴動が起きた恐れがあるが、それは回避した形。しかし、人種間の問題はこれで解決するわけではなく、溝を深めることにならなかったというだけなのだろう。