海上コンテナ輸送量、アジア発米国行き3月最高に
日本経済新聞
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どんだけ活況かを簡単に表すと、台湾のEvergreen Marine社は過去27年間で稼いだ合計の営業利益が940億台湾ドル。今年のコンセンサス予想営業利益が1050億台湾ドル。
昨秋にコンテナ運送会社に聞いた時は今上期ぐらいは活況が続くんじゃないか、みたいな感触でしたが、現状を見る限りは年末ぐらいまで活況が続きそうですね。アメリカの小売業の在庫水準がまだ相当低いので巣篭もりという実需以外に在庫の積み増しが必要なんだよね。でも港湾とアメリカの内陸に輸送するための鉄道のキャパが全然足りていない。西海岸で荷下ろし待機中の船だけで世界の海運キャパの数%を占めている。中型コンテナ船の傭船料がこの一年で3倍になっとる
注目のコメント
コンテナ荷動きの統計は1-3月は中国の春節休みを挟むため,毎年変動が大きく,「四半期で見ろ」と言われてきました.それを抜きにしても182万TEUという数字は「コーヒー吹いた」と言わざるを得ないほど大きい数字です.
記事にもありますが,米国行きに関しては給付金も荷動きを押し上げる要因となっています.米国西岸行の運賃上昇はスエズではなく,需要の拡大が原因でしょう.
一方でスエズ運河を利用する米国東岸行,欧州行(ほかに,欧州米国間の大西洋航路)では座礁事故の影響が見えており,運賃がにわかに上昇しています.事故の影響自体はそれほど長く続くものとは思えません.ただし,まだコンテナ不足,スペース不足は続いているため,高い運賃水準は(今ほどではないかもしれないものの)しばらく続くとみるのが良いでしょう.