海上コンテナ輸送量、アジア発米国行き3月最高に
日本経済新聞
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コンテナ荷動きの統計は1-3月は中国の春節休みを挟むため,毎年変動が大きく,「四半期で見ろ」と言われてきました.それを抜きにしても182万TEUという数字は「コーヒー吹いた」と言わざるを得ないほど大きい数字です.
記事にもありますが,米国行きに関しては給付金も荷動きを押し上げる要因となっています.米国西岸行の運賃上昇はスエズではなく,需要の拡大が原因でしょう.
一方でスエズ運河を利用する米国東岸行,欧州行(ほかに,欧州米国間の大西洋航路)では座礁事故の影響が見えており,運賃がにわかに上昇しています.事故の影響自体はそれほど長く続くものとは思えません.ただし,まだコンテナ不足,スペース不足は続いているため,高い運賃水準は(今ほどではないかもしれないものの)しばらく続くとみるのが良いでしょう.