東京女子医大で医師100人超が退職
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私はこちらの病院の腎臓外科で8年前に生体腎移植を受けて経過観察を3ヶ月に一回していました。それが2019年春でしょうか腎臓外科がなくなり泌尿器科が腎臓移植などの外来を受けることになる。手術をした腎臓外科の医師は全員別病院へ移るのであなたも移りますか?というお話が出ました。
よくよく聴くと腎臓外科の教授と泌尿器科の教授が仲が悪く泌尿器科の教授の策略で経営陣が腎臓外科の取り潰しを決めたとのことでした。
この病院の腎臓移植手術の技術と症例数を信頼して手術を決意した身としてはショックが大きかったです。
腎臓外科で移植の手術をした人はたくさんいます。
週に3〜10の腎臓移植を腎外科でやっていたそうなので、患者はどんどん増えている状況にも関わらずです。
患者の気持ちも考えず蔑ろにする病院です。
私は二度とかかるまいと腎臓外科の先生方が丸ごとうつる別病院へ転院しました。
なので今回のような患者の気持ちも医者の気持ちも考えない状況が起きてもおかしくはないなと、たいして驚きもしません。
医療ミスも多く、研究もせず、医師が疲労しているのに関係ない設備ばかりが最新になって行くと担当医も話してました。
妻の妊娠の際にこちらの病院はどうかと担当医に聴きましたが、私はぜったいここでお産なんかさせないです。絶対にやめたほうがいいですよ。
と言われました…おいおいと思ってましたが皆さん、恐ろしく心のない病院です。
利用しないことをお奨めします。
注目のコメント
私も大学病院時代は多忙にも関わらず、手取りが10万に色がついた程度で家賃も払えなかった状況でした。
休日に生活費のためにバイトに行くなどして100連勤をしたこともありました。周りの大学病院の医師も皆そうでした。
アカデミックな様々なことを勉強できる、経験できる環境ですが労働に見合った給与体制も確立すべきだと思います。大学病院で働くのは専門性の高い症例が経験できたり学位取得だったりと目的は人によってちがうけど、この仕打ちは絶対やってはいけないこと。そもそも医師の働きに見合う報酬を用意できないから外勤してるのに、その外勤を禁じられたらホントに家族養えない。今は詳しくはわからないけど私の時は、私立医大は助手とかの役職ついてないと常勤の新人事務職員の半額以下の基本給だったり数万円だったりするので、1人でも食べていけない。雪崩式にもっとやめていくのではないかな。
同じような環境、つまり「大学医局」に属して働く医師として、これはありえない仕打ちだと思います。
高給取りのイメージがある医師ですが、開業医や市中の勤務医と違い、大学病院の勤務医は本体(つまりメインの勤務先)からもらう給料は非常に安価です。それを「医局」というステージが用意するバイトでまかない、生計を維持するのが常です。(毎日働く大学からの総給料<週一の外勤の総給料、も良くある話)
医師は学会費や書籍日はじめ、記事にあるように出費も多い職業です。大学に所属する医師では一定期間大学院に行くことにより、無給期間も発生します(いわゆる無給医問題にも繋がります)。
確かに教授など有名な方は原稿料などもあり、収入は高額になりやすいですが、大学医療の現場を担っているのは若手~中堅であり、子持ち世代なども多いのが現状です。そんな中、突然の外勤禁止や給与削減を提示されれば、正直「生活の糧を失う」というのがリアルな感想です。
この100人の中には、大学での研究や高度医療を担う意思を持ちながら、泣く泣く諦めて他へ移った人もいるでしょう。
コロナにおける罰則の件、学費の件といい、女子医大の最近の方針には、「現場の人」を無視した方策が多い印象です。医療(に限らずですが)は人なくして成り立ちません。今後が危ぶまれます。
PS
病院のメインの診療科は当然、内科です。ここで170人中50人、約3割がやめたというのは、病院の運営の根幹に関わりますし、他科の診療にも大きな影響が出ると思います。