米、渡航中止勧告を世界の8割に拡大 「前例ないリスク」
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米国では急速にワクチン接種が進行し、すでに総接種回数は2億回以上を数えますが、感染流行を抑え込むにはまだ全く足りません。
また、南アフリカ由来の変異ウイルスを中心に、既存のワクチンの有効性の低下も懸念される中、現在の道半ばの状況で再度の感染拡大を起こすことは、ワクチン抵抗性の変異ウイルスの出現の可能性を大いに高めることにつながります。
「正常化」に向けての着陸体制に入る中、乗客全員がシートベルトを締めなおすように、今こそしっかりとワクチン以外の手段も用いて感染抑制をしなければ、安全な着陸はできないのです。渡航中心勧告には、そのような意味合いがあるのだと思います。世界の8割という大雑把な内容なので、
少しだけファクトを整理します。
基本的にアメリカが渡航禁止をしているのは、
・全ヨーロッパ
・南北アメリカ
・その他の多くのエリア (アジアやアフリカの広域)
逆にここに該当しないエリアは、
・東アジア
・オセアニア
この両エリアはレベル3以下で、相対的に緩いです。
一目で分かるCDCの本サイトが見やすいです。
https://www.cdc.gov/coronavirus/2019-ncov/travelers/map-and-travel-notices.html#travel-1少なくともファイザー社のワクチンは
6-12ヶ月後に3回目、
変異株の状況次第では毎年接種
が必要な可能性ありとの
CEO自らの発言があります。
ワクチン接種に一定の効果はあっても、
過剰に頼るのは危険ですし、
時が経てば自然と季節性インフルエンザ
の様な状況になると言うのが、
多くの専門家の見解です。
要は落ち着くまでの被害を
どれほど抑えられるかと言うこと。
加えて抗体医薬なども含め
抗コロナウイルス薬が
早期に実用化することが先決。
それまではこの様な制限を
状況を見ながら継続していくしか
無いのだと思われます。