コロナウイルス5分で検出 世界最速、理研が開発
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記事には、概要しか書かれていませんので、研究者のリンクを掲載します。
「新型コロナウイルスの超高感度・世界最速検出技術を開発-汎用的な感染症診断技術としての応用展開に期待-」
https://www.riken.jp/press/2021/20210419_2/index.html
マイクロチップのそれぞれの点(素子のようなところ)が「微小試験管」で、ここに特異的なウイルスで蛍光を発する試薬を仕込んでおき、微小試験管に見立て検体を注入して検査に用いるという素晴らしい研究成果です。特別な技術を必要とせずに「微小な試験管にスポットで個別の検体を仕込ませるか」が実用化の壁のように思え、「きわめて大量の検体を同時に測定した場合」でないとコストダウンにならない点も実用化の上での課題になるかもわかりません。
マイクロチップへのバイオ試薬の組み込みはバイオ・インフォマティックスの先端領域で研究が盛んだとは聞いていました。チップとこの蛍光発色測定法の組み合わせが新規だと説明されています。
実際は、ここからも大変な労力が必要で、採算性の問題も生じると思いますが、うまく進み、研究の成果が実用化されることを願っています。「民間企業と連携し、2年ほどで実用化したい」
技術としてはすばらしいが、実用化に2年もかけたらどう考えても遅いように思う。
コスト面のハードルが高いのであれば、早期実用化に向けてそれこそ国が補助金等で支援すべきである。なんだかんだ2年後にはパンデミックおさまってしまってるかも…
ワクチン製造が世界水準で遅れているが、そもそも日本の製薬メーカーや工場が70年代80年代の集団訴訟により撤退してしまいその後研究予算もカットされ続けてきた背景があるそうです。
最近でいう子宮頸がんワクチンも一例ですね。昔でいえばMMR訴訟など。
その結果ワクチンの開発スピードについていけず、輸入に頼らざるを得なくなったのですが、新型インフルなどで痛い目を見たのに国内ワクチン製造についても提言があったがまともに取り上げられず現状の有様。
https://www.google.co.jp/amp/s/www.nippon.com/ja/in-depth/d00679/amp/